きんたろうの家 すい臓ガンのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年経過。もう末期!

94歳、入院中のおじいちゃん(義父)のこと その1

主人ががんになったとき、おじいちゃんは93歳で、近所で一人暮らしをしていました。大正12年生まれ、身長は170㎝、体重は知らないけどがっしりしていて、誰が見ても「お元気ね~」と驚くほど、元気でした。

 

その後主人が抗がん剤の治療を始めたので、副作用でゲーゲー吐いたりして、痩せてやつれてしまったせいもあり、また、髪の毛もたくさん抜けてしまったせいもあり、これはどうみてもおじいちゃんの方が若く見える!長生きしそうに見える!と言う逆転現象が起こってしまっていました。

 

もちろん、元気で長生きしてほしいのですが、こういう場合はちょっと特別です。主人も、「親父にとっては自分が先に死んだ方がいいだろうなあ。」と切なそうに、やるせない気持ちが言葉にほとばしっていました。

 

主人が第一治療を始めた頃、治療は、副作用が大変ひどかったため、以前のようにおじいちゃんのところにしょっちゅう安否確認に行くことができなくなってしまいました。(私も体が弱く、主人の世話と障害者の息子の世話で精一杯です。)

 

それで、老人ホームに入ることを主人が提案しましたが、断固拒否。

食事も全部自分一人で作ると言うのは大変だし、といっても「自分でできる」と言って聞きません。近所の奥さんが時々差し入れで食べ物を持ってきてくれていたのですが、「そんなのもいらん、全部自分でする!」と。

仕方がないので放置していたのですが、(もちろんできる範囲で引き続き安否確認に行きましたが)一応将来の準備として、市の方に来ていただいて、おじいちゃんの介護の度合いを見てもらうことにしました。

93歳でしたが、「要支援」。ううーん、これでは老人ホームに入れない。と言うか、ものすごーく高額を請求されてしまう。健康なことは素晴らしいことなのに、矛盾した気持ちを抱いてしまう。ごめんね、おじいちゃん。

 

しかし、とうとう本人も、老人ホーム入所を承諾せざるを得ないことが発生してしまいました。

今年の4月、庭に出ていたときに転んでしまったようで、その時起き上がれず、どのくらいの時間かはっきりしませんが、ずっと庭に仰向けになっていたそうです。

幸い、近所の方がたまたま通りがかって気がついてくださったのですが、このことがあってから、やっぱり万が一のことを考えたら老人ホームに入っておいた方が安心、と言うことになり、おじいちゃんも渋々入所を承諾してくれました。

入所してから、通いのお医者が健康診断をしてくれたようで、その時「胸が痛い」、と言ったそうです。最初は転んだときにぶつけたんだろうと考えていました。それで痛み止めをもらって飲んだそうですが、1週間経ってもよくならない。

そのお医者はおじいちゃんは胆嚢かどこか悪いんじゃないかと疑い、これはちゃんと病院に行ってみてもらった方がよい、と、すぐに病院で検査する手配をしてくれました。

 

検査結果は「膿胸」。???始めて聞く病名でした。