きんたろうの家 すい臓ガンのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年経過。もう末期!

手術できる方がねたましい

たろ夫はすい臓がんステージ4b。“標準治療”である抗がん剤治療を受けています。食事にもかなり気をつけ、よいと思われる民間治療も、主治医に内緒で並行しておこなっています。

 

出来ることは精一杯やっているつもりですが、他の方が「ナノナイフ」とか「重粒子線」とか「手術して完治」とか言うのを見ると、うらやましいのを通り越してねたましくなります。たろ夫は施術出来ない。

 

こんなどろどろした感情はいけないし、頑張ってくださいね、一緒に頑張りましょうという気持ちを持ちたいと思うのに、出来ない。

 

他の部位のがんだと客観的に考えられるのに、すい臓がんだと複雑な気持ちです。

心理学は詳しくないけど、ライバル心というのは“同等”だと思っている間柄だから生まれるんでしょうね。

 

第一治療の時も、第2治療になってからも、がんに軽度の縮小が見られると、「手術できるようになるかもしれない!」と、希望を持って、さんざん、私たちも主治医に、外科手術、重粒子線、陽子線、放射線、IMRT等、受けられませんか、と尋ねましたが、「・・・言いませんでしたかね。(無理ですよ)」と玉砕。実際、問い合わせてもみたけど、だめでした。

 

昔、 「逆境の心理学 涙がかわくまで・・・」という本を読みました。一つだけ覚えている内容ですが、実験で、2種類のシチュエーションと犬を用意します。

 

2つの檻の中に犬を放します。両方の檻に電流を流し、要するに電気ショックを与えます。片方は飛び越えて逃げられる道を作り、逃がす。もう片方は絶対逃げられないようにする。

 

そうすると、逃げられたという経験をした犬は、再び電流の檻に入れられたときにも、必死に逃げ道を探すのですが、逃げられない檻に入れられた経験をした犬は、自分の体に電流が流れっぱなしなのに、もう、あがくことをしなかったそうです

 

抵抗することさえ放棄した哀れな犬を反面教師に、と言うこと。

 

私たち人間も、逆境を乗り越えられる度胸があるかどうかは、最期まであきらめない、そして希望を捨てないことかな、と思いました。

 

しかし、う~ん。電流ではなく永遠に増殖を繰り返すがん細胞なんですよね、今回は。命を取るんですよね。

 

いや、今回は「ねたみ」がスタートだったから、ねたみの感情をどうしたらいいか考えていたところだった。

 

ねたむとストレスを感じてNK細胞が減ってしまう。人と比べるからねたましくなるのです。比べてもいいのは、以前の自分。

 

1年前の自分よりがんの知識が増した。10年前の自分より人間が円くなった。20年前の自分より夫婦仲がよくなった。うん、よく成長してる!

 

人は人、我が家は我が家。たろ夫は強烈キャラだけど、今でも将来手術できるようになるかもしれない、と希望を捨てていないところは素晴らしいです!(はじめて褒めたかも!?)

 

逆境の心理学 涙がかわくまで…

逆境の心理学 涙がかわくまで…

 

 この本、古いから今なら1円で買えるようです~

 

 ここまで読んでくださりありがとうございました。


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