きんたろうの家 すい臓ガンのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年経過。もう末期!

なんで外出許可とって外食って!? その2

 本気で血圧が高くなるのを感じながら、たろ夫の様子を観察しました。

 

食堂で食事中、いつもにも増して貧乏ゆすりをしています。(本人は金持ちゆすりと言っています。どーでもいい。)

 

私は黙って観察していましたが、やはり様子がおかしい。

「レインマン」の映画に出てくる自閉症のお兄ちゃん、ダスティン・ホフマンみたいな感じで、何か自分の世界に入っていて、指を指してみたりして、誰かに話しているような仕草を何度もします

 

貧乏ゆすりも、今までは発言し始めるときと一緒に体を動かす、という規則的なパターンがあったのですが、今日は何も話さないのに激しく貧乏ゆすり。

自閉症ではないでしょうが、まあ、脳のMR検査を今日の午前中やったというので、その結果を聞いてから考えよう、と思っていました。

 

病室に戻ると、「管理栄養士」という方が、白衣を着てこられ、「たろ夫さん、今日のお昼は何を食べましたか?」と聞かれました。

 

たろ夫は抗がん剤で過去に3回入院したことがありますが、管理栄養士なる方が来られたのは今回が初めてでした。

 

そうか、病院食を食べず、他で食べたので、「管理」のために来てくださったのか、それで初めてなんだな、と思いました。

 

食堂でこれこれのものを食べた、と説明した後、ちょうどよい機会だったので、「この人は天ぷらと豚カツを外で食べて下痢が止まらなくなった。外食産業の油はどれだけ危険なのか、膵臓や肝臓にどんな影響があるのか話してあげてくれませんか。」とお願いしました。

 

先生は、「外食の油に限らず、油というのは消化吸収を促す膵液を作る膵臓の働きを弱めるので、膵臓が悪い人は食べない方がよい」と。

 

たろ夫「でも、主治医のA先生は、何でも食べていいですよ、と言いましたよ!」

 

「糖尿病の人には糖尿病のメニューがある。膵炎の人には膵炎のメニューがある。たろ夫さんの場合は食事制限をしなければならないほどではなかったから、そうおっしゃったんじゃないでしょうか。」

 

すい臓がんって、膵炎より重篤だと思うんですけど!!

 

「ここの病院食のメニューをお持ちしましょうか?膵炎の患者さん用もありますがどちらがいいですか。・・・では、両方持ってきましょうね。」

 

とのやりとりを経て、はじめて、病院食の「常食」「膵炎食」の献立・材料分量が書いた表を目にしました。

 

こんなめちゃくちゃ参考になるものを、どうして初めからくれないのでしょうか。たろ夫がすい臓がんになったときからくれていたら、どれだけ助かったことでしょう・・・。

 

アメリカでは、がん患者を含む病気や事故に遭った人に、病院が、医療チームとしてサポートをし、管理栄養士がしっかりと食事の栄養管理を指導してくれるそうです。

 

日本でも「大学病院には管理栄養士がいるはずだ」と、栄養士の資格を持つ友人から聞いてはいましたが、「いや、一度も会ったことはない。知らない」と話していたところでした。

 

たろ夫のように、都合よく、「先生が何でも食べていいと言った」と、本当に何も考えないで何でも食べる人がいるので、日本の医療も、もう少し栄養指導も、本格的に取り組んでいただけないかと思います。

 

とにかく、明日はいとこ夫婦と外で昼食と言うことになりました。はぁ・・・。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。


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