きんたろうの家 すい臓ガンのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年経過。もう末期!

「在宅ホスピス」という選択 大頭信義

『宿題したくな~い』と、ずいぶん駄々をこねてきましたけれど、やらなきゃならないこともある。宿題、一つ、片付けます。良書のご紹介。

 

「在宅ホスピス」という選択: がん患者は家に帰ろう2013

『「あなたがこの世を去るときまで、少しでも快適な状態のなかで、あなた自身の意思と選択であなたの人生を生きることができるように、医療者だけでなく、様々な人々と力を合わせて応援します」--これが施設ホスピス、病院の緩和ケア病棟、そして在宅ホスピスと、すべてに共通しているホスピスケアの理念なのです。』

 

日本ホスピス・在宅ケア研究会理事長の大頭信義医師の著書です。 

本題に入りますが、こういう、プロ意識が高く、温かい心をもつお医者さんが増えてほしいものだと思います。(そういうお医者さんのもとには同じ志を持つ看護師たちも集まってくるものだとも思います)

さらに言えば、この「だいとうクリニック」(姫路市内)の医師や看護師の方々に往診に来ていただける範囲にお住まいの方が、とてもうらやましくも思います。 

 

はっきり申し上げますと、この本を受け止めるために、私は義父の死を振り返りました。

この著者は、『人生の最期は在宅がええに決まってまっせ~』という強いメッセージを発信していらっしゃるのですが、うちの義父に関しては、今考えても、それは難しかった、と思えて、抵抗を感じていました。

義父はすでに一人暮らしでしたから、自分の家に帰るという選択は無理でしたし、我が家ではジャイアンたろ夫が『すい臓がん』を盾にやりたい放題でしたから、うちで引き取るのも無理でした。

 

少し客観的に、心を整理すれば、書かれている内容は、とても参考になります。

例えばトイレに一人で行くことなど、病院内では楽々できていたことでも、在宅になってみて初めて、家では自室からトイレが遠かったり、手すりがなかったりでできないことに気づくことがある、など、在宅介護のこころがまえの部分など、具体的でとても参考になりました。

その人らしい最期を満足して迎える、在宅では「自分が主人公」となれる、「自分が主治医」ともなれる、つまり、自分が望まないなら、栄養点滴も断れる、ということなどです。

「自分こそが、主治医であるという意識を強く持て」と、著者は励まし、力づけてくれています。

また、家族に対しても、『どこまでもこの人に寄り添い、この人らしい最期を迎えさせてあげたい』という強い気持ちを持て、と励ましています。寄り添う覚悟だそうです。

 

ううう。いいこと書かれているのに、ここでも心が拒否反応を示したのは、義父はもう「生」への強い気持ちなど持っていなかったし、逆にたろ夫は生きることへの執着が強すぎて、暴走トラックのようで、とても手に負えないのが現状だからでしょうか。(最近スピード違反で捕まりましたよ。あほですねー。)

 

あっという間にもう1200文字です。その2に続きます。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。 

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