きんたろうの家 すい臓ガンのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年1か月経過。もう末期!

「神の手」と呼ばれる名医だけでは不十分

実はわたしは、開腹手術をしたことがあります。本来2週間くらいで済む入院でしたが、いろいろありまして7週間入院しました。

 

友人は、「医療事故だ!」と勝手に怒ってくれていましたが、そうではなく、たまたま、入院中に、別の病気を発症し、病院側もまさかこのタイミングでそんな病気が発生するとは思わなかったらしく、(わたしも自分に何が起こっているのかわからなかった)そのまま手術し、その後、精密検査でもう一つの病気がはっきりした、というものです。

 

その時執刀してくださったのは、大学病院の副院長先生で、偉い先生だということは聞いていましたが、後で、友人から、「あの先生は神の手って言われていたのよ。」と教えてもらいました。現在は退職されているようです。

 

確かに、本来ならば何十センチも切らなければならなかったであろう開腹手術でしたが、12,3センチくらいで済んだのは、先生の手技のおかげだと、今でも感謝しております。

 

しかし、わたしが振り返って思うのは、『上手な先生の手術』は確かに大切だけど、その前後をサポートする「病院」も、とても大切だということです。

 

と言いますのは、わたしの場合は、手術の2、3日前に、たまたま運悪く、手術とは全く関係ない病気を発症し、最初は何なのかわからなかったのです。

毎朝体調を問診に来る看護師にその症状を伝えたら、「それは関係ないですね~」、と、笑って軽くあしらわれました…笑い事じゃなかったのよ…。

その後もどんどんひどくなったけど、主治医に訴えても、簡単な検査だけで「手術は問題なくできる」と。思い出すとトラウマがよみがえってきます。痛いって言っているのに大したことないと思われて放置されて…。

そのまま手術を決行しましたので、そのもう一つの病気の方が数日間おろそかになり、対処が遅れてしまいました。

それは病棟の主治医を含む、病院の対応の悪さであったのではないかと思います。

あの時の執刀医は名医であったけれど、もう一つの方の症状の専門医はヤブであった。あの時の先生は絶対出世していないだろうな…もう名前も忘れたけど。

 

また、術後、傷口に医療用の大きい絆創膏を貼るから〇枚、売店で買ってきてください、と言われ、用意していましたが、術後2日目に担当看護師が絆創膏を貼り替え忘れて、結局傷口が少し化膿してしまいました。

 

小さなことではありますが、「術後のケア」も大切ではないかと思うのです。誰だって、できればなるべく傷口もきれいであってほしいですからね。

 

わたしの場合は癌ではありませんでしたので、癌の痛みは経験したことはありませんが、それでも、開腹手術と、もう一つの突然の病気(激痛を伴うもの)のダブルパンチで、二度と入院はしたくないと腹の底から願うほどには、『痛み』は知っています。

 

まず、手術後24時間以内に歩かなければ、血栓症になると言われ、まだ体中痛いのに歩け歩けと強制的に歩かされて、痛みで気を失いそうになりました。(結構、「手術経験者あるある」のようですね。)

 

また、術後の麻酔が切れたら、痛みが襲ってきます。ロキソニンだけでは効かず、ボルタレン(だったと思います)の座薬を、1日最大4回使うことができたのですが、6時間も効果は持続しないので、3,4時間たつと痛みが出てきて、なぜか特に夜、痛みが強く出て、毎晩夜泣きをしました

 

大部屋でしたので、他の方のご迷惑になってしまって申し訳なかったですけれど、隣のベッドの方も、別の理由で「痛~い」と夜泣きしておられました

(その方は、手術で便秘になって、大腸が痛かったようでした)

 

まるで戦時中の陸軍病院のようでした。(知りませんけれども)

 

そのようなわけで、入院する前は、「大手を振って、すべての仕事を休んで楽しめる時間だ~何しようかな~」などとお気楽に考えていましたが、実際経験してみると、自由な時間はあっても、健康でなければ何もできないことを学びました。

 

退院後も、そのせいで、全体重の20%以上痩せて、ボロボロになり、数年間、痛みを抱えて生きていた頃は、本当にみじめで、苦痛でした。

 

というわけで、本日も、とりとめのない内容となってしまいましたが、(内容は重くてすみません)一言でまとめれば、良い医師のもとに、良い看護師が働いている、雰囲気の良い病院選びができたらいいですね。

 

そんな病院が増えてくれることを心から願っています。

 

 ここまで読んでくださりありがとうございました。 

他の方の経験もとても参考になりますよ。 

↓ぜひ行ってみてください。

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