きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年5か月経過。標準治療終了

最近のたろ夫の体調

最近抗がん剤をやめたので、直後の副作用がなくなり、かなり元気そうです。がん判明から2年3か月、恐らく今が一番元気な気がします。

 

手のしびれは1割くらいだ、と言います。足のしびれは、結構残っているようで、車の車庫入れなど、微調整が必要な時は、大変慎重に何度も切り返して行っています。足裏の感覚がないからです。(昔は運転がすごく荒かったです、車を停めるときも含め)

 

ただ、息切れは問題で、上り坂を登ったりすると、ほんの数メートルでも息苦しいと言います。それでも、どこにも『痛み』がなく生活できているのは、珍しいのかな…?と思っています。今のところ、鎮痛剤は処方されていません。

 

これら以外は、これといった症状がありません。(爪が段々畑のようになっている、など、細かいことを挙げればまだまだありますが、以前よりはかなりましです)

 

アタマの問題は、常に頭が痛いですが…本当にもう、ケモブレインか天然か、はたまた認知症か判らないですが、オカシイことは間違いないです。

 

結構いろいろありましたね、元気だと書きましたけど。

 

やはり、一番大きな変化は、抗がん剤の副作用という、身体的、精神的苦痛から解放されたことだと思います。

 

宿題なしの日の悪ガキのように、のびのびとしています。(ジャイアンめ!)

 

 

 最近かかり始めた丸ワク先生も、そして日本医科大にて相談を聞いてくださった先生も、異口同音に、「膵臓がんでこんなに元気な患者さんは初めて見た!」と驚いてくださっていたので、そういうほめ言葉をいただくと、単純なたろ夫は、大変気をよくして元気が倍増しております。

 

一人で買い物などに行き、好きなものを買ってきてはむしゃむしゃぼりぼり食べています。

最近は干しブドウとか、甘栗、カワハギの干物などです。それからミカンも。全然食欲も落ちておらず、体重も減りません。むしろ増えています・・・。

(なんだか動物の観察日記みたいだな。)

 

こういう、よく言えば『ノー天気』なところが、長生きしている一つの理由かもしれませんね。

 

 

しかし、調子に乗っているたろ夫と、血栓の薬(抗血液凝固薬)の話をしていた時のことです。

 

「血栓の薬なんて、本当は飲まなくてもいいんだ。俺の(血栓持ちの)友達だって飲んでいないし。(主治医が)くれるから飲んでいるけども。」

 

と、血栓を軽んじる発言をしたので、いや、それは違う、ということが言いたくて、最近亡くなった星野監督の話をしました。

 

「あの方は亡くなる2日前まで、海外旅行に行こうかと言うくらい元気だったみたいね。普通、すい臓がんでそこまで急に病状が悪化しないから、ある人は、憶測ではあるけれども、血栓が飛んだんじゃないか、って書いていたよ。

血栓が飛んで、肺に行ったり、心臓に行ったり、脳に行ったりね。」

 

(あくまでも推測の記事でした。正確な死因についての報道ではありません

 

そう話すと、思いのほか、無言で、ショックを受けていました。まるで火の玉を見て足がすくんで動けなくなったかのように、凍りついていました。

 

わたしにとっては、この知識はかなり前から持っていたので、(皆様のおかげでトルーソー症候群について知ったころからです)何の不思議もなかったのですが、たろ夫は初めて聞いたようでした。わたし、話したことなかったかなあ?

 

これも多分、聞いたけど忘れちゃってるのだと思います。

 

本人は最近も、ぴんぴんころりがいい、と言っていたにもかかわらず、「自分もそれがいい!血栓の薬、飲まない。」とは決して言いませんでした。やっぱり“どんな形であっても死にたくない”と言うのが本音なのだなあと理解しました。

 

 

見たところは元気なので、まだ半年は生きられそう(確かな根拠なし)ではありますが、血栓が飛んでしまえば本当に早いでしょうし、それ以外にも、容態が急変する可能性はいくらでもあります。

 

心配は絶えません。

 

ただ、「この人は死ぬ直前まで抗がん剤を打ち続けるのではないか」と思っていましたが、標準治療終了とともに抗がん剤打ち止めを選ぶことになったので、今後も、必要が生じて初めて次の行動を考える、と言うことになろうかと思っています。

 

そういうわけで、すい臓がん末期患者ですが、終末期ではない患者、たろ夫の取り扱いには本当に苦労しております。

 

取扱説明書がほしいなぁ。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。 

他の方の経験もとても参考になりますよ。 

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