きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年7か月目突入。

緩和になってからの様々な苦しさを取り除く方法

タイトルの通り、『ステージの進んだガンの治療で、「もう後がなくなりましたので緩和病棟へ移ってください」といわれる場合でも、簡単な外科手術を施すことで、末期と思われた患者さんでもQOLを驚くほど改善させることもできます。』

 

(前回ちらりとご紹介しましたがん治療革命: 未来への提言に述べられていました。この本、本当にとても実際的なことが書かれています!)

 

緩和外科治療手技

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例えば胃がんで、「緩和病棟へ移ってください」といわれる場合もあります。

 

しかし、腸閉塞などで食事がとれない場合に、外科医の医師に相談すれば、バイパス手術や人工肛門、小腸瘻などの簡単な外科手術を施すことで、末期と思われた患者さんでも、QOLを驚くほど改善させることもできます。

 

がん治療専門医が、小さな外科的手技を手段として持っていれば、体に溜まった液を適宜抜いてあげることで呼吸を楽にしたり、胆汁や尿の流出をよくしたり、排便をスムーズにしてあげることで、驚くほど患者さんのQOLを上げることもできます。

 

高度な技術として、まだ一般的には行われていませんが、PTEG(経皮経食道的消化管瘻造設術)という手段があります。これは、例えば胃がんで、すでに胃を全摘してある場合、がん性腹膜炎で上部小腸が閉塞して、患者さんが唾も飲み込めない悲惨な状況の時に行うと患者さんのQOLが極めて改善される方法です。

 

難しい血管内へのカテーテル留置と皮下へのポート(針を刺せる人工の容器)作成、がん性腹水の治療に有効な腹腔内チュービングやポート留置なども重要な外科手段になります。

 

特に胃がんの末期の方に役立つ情報でしたが、すい臓がんにも適用できる部分がたくさんあると思いました。少しでも、お役に立てていただければと思います。

 

将来たろ夫に何か苦しい症状が出て、例の腫瘍内科の主治医がどうしたらいいかわからないときは、この本を示そうかと思っています。(かなり本気。)

 

この本がん治療革命: 未来への提言の著者、森崎隆先生は、読んでいて、とてもまじめなお人柄が伝わってきました。

 

「免疫療法の価格を下げることも、医者は考えなくてはならない」、などという提言もあり、決して金儲け主義ではない方です。

 

また役に立つプチ医療情報、お伝えできればと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。 

他の方の経験もとても参考になりますよ。 

↓ぜひ行ってみてください。

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