先生が2番目に推薦したのはジェムザールとアブラキサンの併用です。
これはいわゆる普通の人が想像する点滴で体内摂取するものです。
投与サイクルは、4週間1コースで3週間のそれぞれ初日にアブラキサンとジェムザール2剤をそれぞれ点滴投与します。
4週目は休薬ですが、3回目の投与を受けられる人は全体の3割ほどで、ほとんどの人が3回目の投与はスキップしているのが実情だといいます。
これは、FOLFIRINOXよりは副作用は少ないと説明されました。それでも効き目はかなりよい、と。50%の人に抑制効果が見られ、20%の人にがんの縮小が見られるということでした。
ほかにもTS-1という比較的以前から存在しているものもちょっと紹介されましたが、先生の中ではFOLFIRINOXか、アブラキサンとジェムザールの併用かどちらかですよというお考えがあると感じ取れましたので、私たちもあえてTS-1については詳しくおたずねしませんでした。
先生も、即答を要求されませんでしたので、いったん家に帰って夫婦で話し合って、数日中に電話で連絡することになりました。
これらの選択に関しては、夫婦の意見は一致しました。
FOLFIRINOXは激しくて怖い、副作用も強いのは嫌だ。
と言うわけで、次の日すぐに大学病院に電話をし、2日後から早速入院、検査して、抗がん剤投与開始、と言う話になりました。
とはいうものの、正直、妻の私としては、あーあ、抗がん剤か。本人の決定だから仕方がない・・・と、まだ積極的な気持ちにはなれませんでした。
その後も引き続き、民間治療法のリサーチを続けました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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