今日もたろ夫は昨日とほぼ同じ状態。少しのおかゆとみかんを少し、リンゴジュース、お湯。
下痢止めの錠剤を飲んでいるので、下痢や嘔吐は止まったようです。
のどの筋力低下による声の変化(しゃがれ声)など、全体的には末期状態であることに変わりはないと思いますが、少し活力が出てきました。
もう明日は2週に1度の抗がん剤の日だから、今日病院に行くことはありません。
・・・ほんの2週間前まで、「かなりよい結果!」と、喜んでいたのが、まるで半年前の出来事のように感じます。がんが治ったと勘違いするほど元気だったのに・・・。
たぶん大学病院側は、時期が年末でなかったなら、12月27,28日と点滴をしたとき、29日も点滴に来てください、と言っていたんじゃないかと思うんですが、タイミングが悪すぎました。
主治医も、まさかたろ夫がこんな目に遭っていたとは思っていないでしょう。明日、たろ夫のやつれた姿を見て驚かれることでしょう。
認知症(仮)を認めたくないたろ夫も、病院に迷惑をかけたくない、という思いと、絶対がんに負けるものかという精神で、病院にかからずに持ちこたえました。
明日、体の衰弱具合からして、抗がん剤投与が出来ないのは120%間違いありませんが、栄養点滴だけで終わらせず、出来れば是非、入院して欲しいです。
入院の準備もして、こっそり先に車に忍ばせておくことにします。
この1週間は、全身の筋力低下が著しく、話を少ししただけでハアハア言っていますし、歩くのもふらふらして支えてあげなければなりません。
なんか、もう、ちょっと心の準備が出来てきてしまいました。と言うか、その準備をしなくては、と自分に言って聞かせている段階ですが・・・。
でも、すい臓がん患者やそのご家族の多くの方が、「絶対あきらめない!」と頑張っていらっしゃるのを見ると、私もあきらめてはいけないのかなと思い直し、でも、あきらめないってどうすりゃいいの?っていう感じです。
11月16日のブログで、「副作用のない抗がん剤」「前田浩医師」について書きました。この本の出版元は文藝春秋、そう、あのセンテンススプリングと同じですね。
この本では、前田浩医師がどこにいらっしゃるのかわからなかったので、本の最後に書かれていた文藝春秋のメールアドレスに、問い合わせのメールをしました。「前田浩医師について教えてください。」と。(電話はしないでくれ、と番号も記載されていませんでした。)文藝春秋社にお勤めの方、もしご覧になっていたら是非、ご連絡ください!
本当はもっと早くそうしたかったのですが、何しろたろ夫本人がやる気がなかったので、そして抗がん剤治療が比較的順調だったので、すごく気になりながらも放置していました。
「あきらめない」行動として、メールすることぐらいしか思いつかない私ですが、たろ夫の介護は、最後まで、頑張るぞ!と、気合い入れています!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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