さすがにタイトルに“ばか”は書けませんでしたけれども・・・。←言っちゃってる
〇〇は死ななきゃ・・・っていうタイトルもリアルすぎるから没にしましたけれども・・・。
今日のたろ夫さんも、炸裂していました。
5泊の入院を経て、今日朝10時に退院できると言うことで、9時40分に病院に着きました。まだあと20分あります。
たろ夫は鬼の形相で私たち(長男)を待ち構えており、「来るのが遅い!(看護師に)出て行ってくれと言われたんだぞ!」とかんかんです。(看護師さんはそんなこと言いませんよ!手続きの紙を渡しただけですよ。)
持って帰る服などを、バッグに詰めておけばいいものを、わざわざ全部ベッドの上に並べています。もう、認知症としか思えない。
退院手続きのため、病院の医事課に向かっていると、「1000円くれ。」渡したら、自販機でコーラを買って飲んでしまいました。本当に何にも学んでないね。
家に帰って、魚市場みたいなところに一人で買い物に行き、鯨の刺身と貝柱、そしてなまこを買ってきました。年末年始のひどい下痢が始まったとき、天ぷらと豚カツの他に、実はこのなまこも食べていたんですよね・・・。心配。
昼食はそれらを食べるのかと思いきや、そうではなく、中華料理を食べにいきたい、と、半ば無理矢理長男と3人で外食に。
皆さんももう展開が読めるのではないでしょうか・・・たろ夫は酢豚と小エビの天ぷら のランチを食べました。もう、どうしてもこってりしたものが食べたいんですね。
ここまで食べ物に対する執着心が半端じゃない人は見たことがありません。天ぷらと豚カツを食べて死にそうになったのに。入院中は毎日点滴を9時間もやったから、回復できたんですよ。
余命宣告されて、内心焦りに焦っているたろ夫の心境を、彼の立場に立って考えたとき、結局おいしいものを食べて、旅行にでも行って、楽しいこと全部やってしまおう、そうして死の恐怖を感じる時間をつぶそうってことになりますかね。
それで静かに終わりを迎えたいって言うんならそれでもいいんですよ。
でも死にたくない、絶対あきらめない、と言いながら、食事制限もいやだ というたろ夫。
矛盾してない?
しかし、わたくし、もう悟りを開きましたからね。
脂っこいものを私自身は作りません。でも、本人が買う分にはもう口を出しません。
下痢や嘔吐が始まったら看病してあげましょう。
本人が病院に連れて行ってくれと言ったら行きましょう。
認知症の患者は3人がかりで見なければ無理だとネットの情報に書かれていました。私一人で看病では疲れるので、自分の健康管理もしなければなりません。
そもそも認知症の認定すらされていませんから、公の機関に助けを求めるのも難しい状況です。
ならば、自分の命は自分で守る。
実は先週木曜日、入院したばかりなのに外出許可を取って外食に行くと言うことを聞いて、本気で頭に血が上って、その時から今日までずっと頭が痛くて重苦しかったんです。
薬局に行って、こういうのに効く薬は、と聞いて勧められたのが「チョウトウサン」という、漢方の頭痛薬。
初めて飲みましたがこれのおかげで少し頭が重たいのが軽減しました。
薬が効くって本当にありがたい。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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