たろ夫は「北海道は寒い。もう行かん。」と言っております。よかったよかった。(もちろん元気なら行きたいですよ~!)
「おまえに 笑いを提供したからよしとしよう。」と、納得してくれました。
「火の用心」で、私が大笑いしたことに対しての一言ですが、まさか本人はもっと大勢の方を笑わせているとは夢にも思ってはおりますまい・・・。ヒャー。
ところで、私と同年代の友人で、妹さんが大腸ガンになった方がいます。
そのことを聞いたのが1,2ヶ月前、つまりごく最近のことだったので、「抗がん剤治療を受けている」と聞いて、まだ治療を始めたばかりなんだろうと勝手に思っていたら、今日、その友人と話をして、妹さんが4日前にホスピスに入った、と。
え、そんなに悪かったんですか、と驚くと同時に、その妹さんとも知り合いなので、ホスピスにお見舞いに行っていいでしょうか、と聞いたら、いや、もう痛みが強くて、来てくれても応対できる状態ではないから、気持ちだけで十分、と言われました。
あまり根掘り葉掘り聞くのは気の毒なので、聞きませんでしたが、聞いた範囲では、年末までは在宅で元気だったそうです。
その後、急に体調が悪くなったらしく、抗がん剤治療を受けている〇〇会病院に入院しましたが、積極的治療と言うんでしょうか、抗がん剤の投与も出来ない、という状態になったとき、病院は「出て行ってくれ」と。(はっきりそうは言いませんけれどもね。)
仕方なく、ホスピスに入ったそうです。病院からホスピスまで車で1時間半かかり、その運搬も大変だったそうです。
運搬が大変だったってどういうことかな?と思いましたが聞けませんでした。
想像するに、もう、全身状態がよくないから、歩けない、というのはわかります。
そういう状態の患者を病院から退院させ、普通車に乗せて、別の病院に運ぶにはどうしたらいいのでしょう?
救急車だと、担架に載せて運びます。2人の人と担架が必要です。救急隊員はだいたい男性だけど、えーと、彼女の場合は担架はないのでしょうね。
借りれなかったか、そして車いすも借りれなかったのか、いや車いすは無料で使えるものが病院内に置いてあるような気がしますが・・・。
自分で起き上がれないほどの状態になったとき、車いすに座っておくことも出来なくなるのでしょうか・・・?
考えたことがなかったけど、転院するというのも大変ですね。
車に乗せるとしても、たぶん大きなワゴン車が必要ですね。普通車の後部座席だとちょっと狭いし、転がって落ちるかもしれないし。男手も2人は必要です。
そして、その友人のホスピスに対する見方と、私の見方は違うというのを感じました。一般的には彼女のような考え方でしょうね。つまり、最期の最期に行くような場所。
私は「わたしはガンで死にたい」という、ホスピス医の書かれた本を読んだ影響で、ホスピスに対して「最後の時を快適に過ごす場所」という風に積極的に受け止めています。
なので、無意識に「お見舞いに行ってもいいでしょうか?」という言葉が出ました。
でも、その方は、すでに重篤なのでしょう。
(参考図書のカテゴリーをご覧くださいませ)
たろ夫にもホスピスの利用の仕方をそのように伝えており、本人も前向きに考える、と言ってくれています。うちには長男が同居していますが、私は腰が悪いので、たろ夫を抱えたり出来ません。
もはや、老老介護です・・・。老老介護、超初心者のひよっこです!
心の叫び。
「死」がなくなってくれ!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
↑誰もが元気で生きていたい!
↑介護頑張っている方から励みが得られます。