「ホスピスのお見舞い」というタイトルで記事を書いていた知人が2月18日になくなりました。
大腸ガンだと聞いたのが去年の11月ごろで、その時抗がん剤を打っている、と聞いていました。
その次はもう、ホスピスに入った、年末までは元気だったんだけど、と言う話で、お見舞いに行かせてもらっても良いか、と聞いたけどそのような状態ではない、と聞かされていました。
今日の話の中で、ガンが判明したのは去年の9月だったこと、およそ5ヶ月で亡くなったことを知りました。
余命半年と言われていたそうです。本当に、慰めの言葉が見つかりません。
たろ夫がガンになって1年4ヶ月。余命1年といわれてそれを超える時間生きられているのは決して当たり前ではないな・・・と考えさせられることが多くありました。
たろ夫、今回の副作用は地味だけどひどく、今日もぐったり、どんよりしています。
足がしびれているので、歩くとき、足の裏の接地面が、かかとからつま先ではなく、真上からスタンプを押すように、一歩一歩、確かめながら踏み出しています。
手もしびれているので、上着のジッパーを左右つなげる最初の作業が、10回やっても出来ません。
声もしゃがれてきました。(のどの筋力低下のせいでしょう)
う~ん、こうやって少しずつ悪くなっていくんだなぁ、と、見ている私も胃が痛み、胸が痛む思いですが、本人も自虐気味に、「死への行進に向かっていってる。」とつぶやきました。
いつも超ポジティブなたろ夫にしては、珍しいと言いますか・・・、本人が一番つらいことでしょう。
告別式には私一人が参加しました。
最初の出だしから涙が出っぱなしで、最後もまた泣いて、もう、たろ夫の時はどうしたらいいんだろう、と、ちょっとなにも考えられないです。
そんな日もあります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
↑他の方々の経験も、とても参考になります。