TS-1とFOLFIRINOXの一部は同じ成分!!
今までは「がんサポート」2015年10月号「肝胆膵がん特集」を読んで、すい臓がんの、当時の最新標準治療の知識を取り入れていました。(たぶん、今も変わっていないと思うのですが。)
ここには、①第一治療 FOLFIRINOX→第2治療 ジェムザール+アブラキサン と、
②第一治療 ジェムザール+アブラキサン→第2治療 mFOLFIRINOX
の2種類しか書かれていません。
第3治療については全く触れられていない。
だから私もしばらくは、この2種類の方法しかないのだろうと思っていました。
でも、最初に抗がん剤を選ぶときも、第2治療を選ぶときも、主治医の先生が、おまけのように、ちらっと、TS-1というのもある、とおっしゃっていたので、漠然と、第3治療はTS-1だな、と思っていました。
他の方のブログにも、第3治療とか第4治療とか書いてあるのも見たことがあったので、なんとなく、たろ夫にもそれがあると信じていました。
でも、そういえば主治医の先生は、第3治療をそれでやっていくとはっきりと言われたことはありませんでした。
先生は、だいたいがあまりはっきりおっしゃらない方なので、(これは臆病なたろ夫の感情を考慮してくださっているのだとも思います)こちらも、その時になったらはっきりおっしゃるのだろうと思っていましたが・・・。
甘かった!!
近い将来に備えて、TS-1とはどんな抗がん剤なのか調べておこうと思ったら、衝撃の事実が。
TS-1と、今やっているFOLFIRINOXの一剤、5-FUと言う抗がん剤は、主成分が同じ!!つまり、第2治療に耐性がついたら、もう、少なくとも今たろ夫がかかっている大学病院においては、打つ手がない!!
ティーエスワン(テガフール、ギメラシル、オテラシル:TS-1)の作用機序←根拠(上記のように私は理解しましたが、100%の自信はありません。ご参照ください)
第3,第4治療にかかれる人というのは、アブラキサンや、ジェムザール、TS-1などを単剤でやってきた方だったのですね。
たろ夫は、第一治療でアブラキサン+ジェムザールの2剤、第2治療でFOLFIRINOXの3剤をやっちゃったから、もう、そうとは知らずに大盤振る舞いで、持ち金全部出し切ったギャンブラーなのですね・・・。
やっちゃった・・・・・・。
知らなかったというのはつらい・・・。
本当は本人と話し合うのがよいのですが、二人三脚でやっていきたいのですが・・・。
たろ夫は、現実から目を背けたがる人なので、抗がん剤に耐性がついてしまったときに、主治医から話を聞かさせれるのを待った方がよいと思います。
まあ、しかたがない。でも、私には、たろ夫にはP-THPがある!
今こそ問い合わせるときが来たぞ!!
起死回生、一発逆転フィーバーなるか!?
(ギャンブルは全くわかりません、スミマセン)
(3月6日にCT検査があるので、その結果を聞いてからです。もうしばらく第2治療を続ける可能性もあります)
ここまで読んでくださりありがとうございました。
↑他の方々の経験も、とても参考になります。