先日の記事に、「D医師が、『きんたろうさん、いらっしゃ~い』と手招きしてくださっている」、と書きました。
実は、この医師は、2017年3月6日付で、ご自身のクリニックのホームページを更新され、とうとう副作用のない抗がん剤(P-THP)を自由診療で行っていることを公表されたのです。
前田浩教授がどんなウルトラCを使われたのかわかりませんが、大きな大きな前進だと、びっくりしました。すばらしい!!!
D医師ご本人が公開なさっているのだから、ここにURLを貼っても大丈夫なのかもしれませんが、もしかして、これは文春砲なみの威力があるかもしれない・・・と心配になりました。
急に問い合わせが殺到して、業務に支障が出てご迷惑をおかけしてはいけませんので、3月14日、午前9時半に電話をかけてみました。
すると、院長先生らしき人に電話を取り次がれ、話しをすると、ご自身のホームページにそのような発表がなされていることをご存じありませんでした。あらっ?
スタッフの方か誰かが、事情を知らずに書いてしまっただけのようです。
薬の数が足りないので、現在は新患は受けていない、と。
名前はもちろんのこと、県名も書かないでください、とのことでした。
せっかく一人でも多くの方に助かって欲しいと思い、少しでも情報をお知らせしたかったのですが、そのような結果になってしまいました。
P-THPは、依然として狭き門であることを知らされました。
これは、治療から最善の益を得るために、と言う観点からですが、D医師ではなく、別のホスピス医の話ですが、もっと早く来て欲しいと書いておられました。
せめて白血球は2000は欲しい、と。
いくら副作用がない抗がん剤といえど、されど抗がん剤なので、(その他の最終手段も同じく)ある程度、状態が良くなければ過度の効果は期待できないかと思います。
P-THPは、3回打てば効果が現れると本に書かれていましたが、病院にかかったとき、すでに手遅れの状態だと、その3回も打てないわけです。
(2~3週間に1度の投与です)
たくさんの抗がん剤にすでに耐性がついている場合も、そうではない人に比べて効果は少ないと言うことでした。
夢の抗がん剤P-THP。まるで夢追い人のようです。
しかし、たろ夫がとうとう、この本を読み始めました。
間に合うのかどうか、将来受け付けてもらえるかどうかもわかりませんが、ことの重要性を認識してもらい、はやく治療が受けられるよう、希望を棄てないで頑張ります。
応援のメッセージも本当にありがとうございます。とてもうれしいです。
他にも新たな臨床試験が始まったようですね。間に合うといいな。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
↑他の方々の経験も、とても参考になります。