一ヶ月くらい前のことですが、「お堅い」仕事をしている方と、たろ夫のすい臓ガンの話をしました。
すい臓ガンだと判明して1年半になるが、それなりに元気に生きている、膵臓のガンは縮小している、と言うような話をすると、「それは本当にガンなのか。」と言われました。
「は?抗がん剤治療をしていて、膵臓のガンや、肺転移ガンが縮小しているから、今更ガンではないはずはないと思いますけれども・・・」
「うがった見方をすれば、細胞を取って調べたわけではないので、ガンだと確定したわけではないんですよね?」
「は、え~と、肺転移ガンに関しては、確かに細胞を取って調べたわけではないので、“転移疑い”ではありますけれども・・・。」
たろ夫がすい臓ガン「余命一年」と言われてから一年半経過、まさかガンではないかもなどと言われるとは思わなかったので、どう反応して良いのかわかりませんでした。
その会話は別に警察の人と話していたわけではないので、(まだ死んでいませんし)それ以上発展することはありませんでしたが、そんな見方もあるのか、と言う点では青天の霹靂でした。
ちなみに相手は保険屋さんでもありません。
マニアックな読者の方でしたら、ご存じだと思いますが、我が家は一切の生命保険を解約しております。ガンが判明する、ほんの2ヶ月前のことです。
たろ夫は勝手に、私と自分の生命保険を、遊びのために解約してしまいました。(「保険解約しただあ?」の記事をご覧ください)
ですから、たろ夫がどんな理由で亡くなろうが、保険金は一切入ってきません。
それで、ここからはまじめな話ですが、(と言うか全部まじめに書いているんですが)、わたしがずっと引っかかっていたこと。
「たろ夫って、ヘン。」
森友学園の元理事長の強烈個性を引き合いに出している場合ではなく、もしかして、なにか病気なのではないかと考えるようになりました。
生命保険を相談もなく衝動で解約してしまうとか、昔から貧乏ゆすりがひどく、すごく落ち着きがないとか、片付けが出来ないとか、なにかにはまったら異常なくらいにそれに執着したりとか、自分の欲を優先させて、子供との約束をいつも平気で破ってきたこととか、いつも人のひんしゅくを買う発言をして周りの人が遠のいていったり・・・。
(他にもたくさんありすぎて、書けません。)
これは、これはもしや、「大人の発達障害」だったのではないだろうか、と言う考えにたどり着きました。
だからといって、もう今更人格は変えられないとは思いますが、「強烈キャラたろ夫」と正面から向き合って、苦労してきた私にとっては、これは「障害」だったのか、と考えることによって、かなり、救われたところがあります。
じ~んせい楽ありゃ苦~もあるさ~
ここまで読んでくださりありがとうございました。
↑他の方々の経験も、とても参考になります。