先日も、2日前の朝食べた黒ニンニクを、『さっき食べた』と断言したたろ夫、時間の感覚がおかしくなっている、と書きました。こういうことはよくあるのですが、このブログを以前から読んでくださっている親愛なる読者のKさんが、「ケモブレインかもしれませんよ。」と教えてくださいました。(ありがとうございます!!いつか菓子折り持参でお礼に参じたいです!)
ケモブレイン??(chemo brain 化学療法 脳)
調べてみますと、神経系に効く抗がん剤の副作用だそうで、パクリタキセルや、5-FUの名前が挙がっていました。
パクリタキセルは第一治療で使ったアブラキサンとほぼ同じですし、5-FUは現在投与中の抗がん剤です。
副作用は、まだあいまいな定義だそうですが、物忘れとか、思考が不明瞭になる、集中力の欠如、一度に複数の作業ができない、などの症状でした。
今日も、お昼に刺身を食べようと、味の素を探していました。テーブルの上の、所定の場所に置いてあるのに、ないない、と、探していました。
またある時は、光線治療が終わって、出かけましょうという時に、わたしに知らせて光線の発光を止めさせようとしたことがあったので、「それくらい、自分でやってくださいよ。」と言って2人で出かけたところ、帰ってきた時、光線はボワーッと光を放ち続け、クーラーはつけっぱなしで、ぞっとしたこともありました。(光線、火事になるかもしれませんから。)
こういう、変な症状が見受けられます。だんだん頻繁になっているような気がします。
抗がん剤投与を始めたころからこういう症状がありましたので、なんだろうなんだろうと思い続け、「せん妄」「トルーソー症候群」いや、その前に「血栓症」だ、などと、読者の皆さんのご協力のおかげでいろいろなヒントをいただいて考えていた時期も長かったのですが、結局、ケモブレインに落ち着きそうです。
抗がん剤が、手や足の末梢神経にまで影響を及ぼしながら、脳細胞には全く影響がないことの方がおかしい、とのことで、まあ、そう言われてみればそうだなあと、納得しました。
たろ夫の右足のふくらはぎの太さは左足より3センチくらい太く、それもまた異常なのですが、(本人曰く、『利き足だから』)血栓も確かに持ってはいるけれど、抗がん剤投与を開始して間もなく始まったこのまだらボケのような症状は、抗がん剤の副作用だと考えた方が自然なような気がします。
ケモブレインだと思いますが、なにぶん、素人ですので、正解はわかりません、ということで。
それでは、火曜日はいよいよ抗がん剤の日です~
↑よろしければクリックをお願いします。皆さま、ありがとうございます。