今日はCT検査に行ってきました。と言っても、わたしは付き添わず、たろ夫一人で行きました。「私も行くよ~」とは言いましたが、「いい!今日は抗がん剤の日じゃないから、来る理由がない!」とのことで、本人の意思で一人で行きました。
帰ってくるのが遅いなあと思っていると、11時過ぎに電話がかかってきて、「造影剤失敗したからやり直した。今終わった。昼ご飯外で食べて帰ってくる。」と。
失敗したって今度は何をしたのかしらっ??と、帰ってきてから詳しく聞いてみると、造影剤をドバーッとシャツやシーツの上にこぼしてしまったらしく、看護師さんも20回くらい「ごめんなさい」と言っていた、と。
まあ、かわいいミスです。『失敗』と聞くと、何か医療ミスをやらかされてしまったのではないだろうかとドキッとします。
前回は、造影剤がポートに入らなくて時間がかかったとか言っていたので、ポートがあるのに入らないって意味が分からないわ、と思っていたのですが。(この疑問は未解決。)
でも、アレルギー止めの点滴を事前にやっていただきましたし、この病院は予約制で、待ち時間がそれほど長くはありませんし、腫瘍内科の看護師さんたちも、とてもしっかりしていらっしゃる印象を持っておりますので、信用しています。というか、信用するしかありません。
結果は月曜日!
本人は最近まで「息苦しくないから肺転移がんが縮小していると思う」と言っていたのに、昨日は、「膵臓も変化なし、肺も変化なしかなあ。」なんて言っていたので、(ん?いつも超ポジティブなたろ夫の予想が後方修正したぞ?)と思いましたが、ここは穏やかに、「いつもたろ夫ちゃんは前向きでいいねえ~」と寄り添っておきました。
本当の本音を言えば、たろ夫の症状から考えると、まだあきらめるのは早いと思うんです。何か、手があると思うんです。
ですが、本人がそれを模索しようとしないものですから、見つかるものも見つからない、と言いますか、『標準治療をやっている、そして本人も納得の民間治療も主治医にこっそりやっている、それで正しい。満足。』、と信じるものを覆せないのです。
だって、『プロ』のお医者さんの大多数が標準治療が一番だと言っているのですから。
それも、彼の人生だ、と、受け入れようと思っています。
ちょっと別の治療の話をすると、相変わらず、「そんなもん、するか!」と一蹴されています。 とほほ・・・。
他人に会って話しているときなどは「一瞬芸」で、とても元気そうなふるまいをするのですが、家に帰って数週間後に、「あの時は死ぬかと思った…」などというので、いったい長生きするのかしないのか…。と結局わたしはいつも心配なのです。
もう。「死ぬかと思った」というのも、妻の私にだけしか言わない弱音ですから、受け止めなければね。はい。頑張ります!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
↑他の方の経験もとても参考になりますよ。