この1週間、わたしの体調もストレスでずっと優れなかったのですが、たろ夫は月曜日に抗がん剤を打って、6日後の11月4日、副作用でいつも以上にぐったりしていました。
いつも、体調が悪くても、9時くらいには車でどこかに買い物に行って、そこでちょっとだけうろうろすることを「運動」とみなしていたたろ夫ですが、今日はお昼過ぎまで起きてこれませんでした。6日目ですから、一番しんどい時でしょう。
副作用の湿疹も、今までで一番激しく出ていて、首全部と、背中一面が、ドバーッと赤い大きな湿疹だらけでした。
骨髄抑制が起こっている中での投与なので、こういう副作用もあるだろうとは思わなければなりませんが、たろ夫は精神面の影響が大きいと思います。
2回連続CT検査結果が悪くて、もう、後がないという焦りから、すごく免疫力が落ちているのではないかな、と思います。
7月にCT検査結果が悪かった時も、その後の投与2回は副作用がとても激しかったので。(ただ、直前に無理して遊びまわったつけも回っていたと思いますが。)
NK細胞を増やそう!をモットーに明るく生きていきましょう~笑いましょう~と、努力してきましたが、だんだん、切羽詰まってくると、笑っている場合ではなくなってしまって、心配とか、不安とか、あきらめとか、焦りとか、いろいろな感情が渦巻いてしまいます。
そして今日、発覚した事件は、2か月後、1月中旬に、たろ夫が勝手に、また、わたしと長男の分まで海外旅行の手配をしていたことです。
今年の1月、同時期に北海道に行こうとして、奇跡的にキャンセルになりましたが、また別の、今住んでいるところより少し寒いところに行こうとしています。
「冬に、なんでわざわざもっと寒いところに行かなくちゃいけないんだ!わたしはいやだ!」といっても、本当に、俺様、ジャイアン様で、「ガン友夫婦と行く旅行だから、”形”がある!」、と。
自分のメンツを気にしているのです。家族に相談もなく勝手に5人分予約しています。
信じられん。
おまけに、「もし、トモセラピーを受けられることになったら、33日間連続で通わなければならないし、抗がん剤の日のことも考えておかないといけないから、そんな先の予定は入れたらだめよ!」と言ったら「うるさい!」と怒り出しました。
も~手に負えません…。
何とか長生きする道を模索しながら、その治療を優先させないなら、意味がないですよね。
旅先で死んでしまっても、本人にしてみれば本望でしょうけれど、外国でとなったら、こちらが大変ですわ。(医師の診断書を携えていけばよいというのは知っていますが、わざわざそこまで命を懸けていかなければならないでしょうか…?)
免疫力を上げようにも、免疫治療を目の敵にしているたろ夫をどうすればいいのでしょう。
上記の内容と矛盾するようですが、旅行に一緒に行くことなんでしょうかね…。
なんという皮肉な結論。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
他の方の経験もとても参考になりますよ。
↓ぜひ行ってみてください。