何を隠そう、わたしはたろ夫がすい臓がん余命1年と宣告された直後、
と言う本を買ったくらい、「がんで死ぬ」ことを受け入れようとしました。
(このブログの「参考図書」のカテゴリーに感想文も書いています。)
もう、遅かれ早かれがんで亡くなるのね、と思いました。だから、がんで死ぬメリットってなにかな、と思いました。
続いて購入したのは「家族が亡くなった時の相続の仕方の本」で、(それも2冊。そしてたろ夫がまた別の本を購入していたので計3冊)、在宅ホスピスと言う本も買ってみました。
それからレジデントノートの消化器疾患の診療関係の本(研修医が読むような本)を何冊か、そしてがんの入院患者の緊急対応の本など。
こうして考えると、わたしの本のチョイスは、「死」から入って、「お葬式・相続」→「ホスピス」→「入院」と、だんだん遡ってきていることに気づきました。
P-THP(副作用のない抗がん剤)とか、『このまま死んでる場合じゃない』の本などは、読んでみて、わたしは賛同なのですけれども、患者本人がそれを望まなかったので、直接役には立ちませんでした。
いずれにしても、先のことを考えすぎて、今現在その段階にまで到達しておりません。
この先どうなるのか、肺転移の方が重篤化して胸水がたまって呼吸困難になるか、胸膜播種か、肝機能障害が起こって腹水がたまるか、それで食べられなくなるか、腹膜播種か、胆のうに炎症が起こるか、胆管や十二指腸や他の血管が狭窄するか、浮腫ができるか、肺や脳や心臓に血栓が飛ぶか、他の臓器にまで転移するか、勉強すればするほど様々な可能性があることが分かってきて、恐ろしくてたまらんです。
だからもう、勉強はしない。そうなった時に、手元の本を読むことにします。
できることなら、最期は、野村幸代さんのように、ぽっくり亡くなってほしいです。(不謹慎かもしれませんが、人は必ずいつか死にますからね)
よく頑張って長生きしてるね~、すごいね~、元気ね~って言っているところに、ぽっくり。
それが一番お互いにとって理想です。
すみません、これ、わたしのブログ。それからたろ夫は70近いオジイサン。
ご批判はお断りデス。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
他の方の経験もとても参考になりますよ。
↓ぜひ行ってみてください。