1年ぶりくらいに「膵臓がん」カテゴリーで1位になりました!と言っても、うれしくないんです。2,3人の方が、総合ではこのブログよりランキングが上ですしね。
1年前の今頃は、まだブログを初めて1,2か月だったのですが、その間に入院していたおじいちゃんが危篤になり、胸水(膿胸)で亡くなったり、たろ夫がFOLFILINOXの投与量が多すぎたところに、てんぷらと豚カツを食べてしまったことで、下痢が止まらなくなり、脱水症状を起こしてせん妄状態になり、死にかけたりで、注目を浴びました。
その頃すい臓がんブログで1位だったんですね。でも、とあるハゲジジイに何やらケチつけられて、ブログを書く気が失せ、そしてたろ夫も死なずに回復したものですから、だんだん順位が下がっていきました。
ただ、自分がブログのランキングに参加して、病状がいよいよ悪くなってくると上位になってしまうのは、そんなに気分のいいものではなく、まあ、ちょっとひねくれているかもしれませんが、「みんな、そんなに死ぬのを期待しているのかっ!?」って、傷ついてしまう心があったんですね。
わたしはまだ、介護者として書いているから少しは冷静になれますが、(と言ってもたろ夫には相当振り回されていますが)、患者当人がブログを書いておられる場合は、精神状態を明るく、そして平静に保つことは、とても難しいことだと思います。
自分の身に起こっていることの意味も分からず、痛かったり血が出たり膨れたりと、恐怖を覚え、自分自身の命の不安、苦しみ、残された家族への様々な思いは、本人でなければわからない部分があると思います。
わたしも、1年前は何が何やらわからなかったから実況中継していましたが、今後、本当にこれは亡くなりそうだとなった時に、どんな精神状態になるのか、自分でもわかりません。そして、そこからまたどのくらい生きられるのかも、かなり個人差がありますしね。
ですから、これから、たろ夫がどんな経過をたどるか、わたしにも全くわかりませんけれども、もし、本人にこのブログのことが知られたら、絶対無事には済まされないと思います。(殺されはしないと思いますが…。たろ夫、両方小指はありますよ~)
余命1年って言われ、ちょうど1年経って、すごく体調が悪い頃だったから、もうこのまま亡くなっていくんだと思って始めたこのブログ。そしたらこんなに長生きしている・・・。
こんなはずじゃなかった。
嬉しいことですが、本当に、こんなはずじゃなかった、と言うのが本音です。
今後、ハイパーサーミアとトモセラピーのある病院に転院することになった場合、こういう病院は全国的にもかなり少ないようですので、細かなこと(何月何日何曜日に病院にかかる、とか、主治医との会話とか)を書いてしまうと、本当に身元がばれてしまう恐れがありますので、適当に、数日ずらしたりして、ばれないように書かせていただきたいと思います。
それで今後、転院できた場合は、書いている内容に多少矛盾が生じてしまうかもしれませんが、そういうことだということを事前にお知らせしておきますね。
でも、病状や、受けている治療などは、今までも100%本当のことを書いてきましたし、これからもそうするつもりです。だからこそ、こういう病院を見つけて、転院を説得しようとしていることも正直に書きました。
そこは、どうぞご参考になさってください。
では、闘病生活後半戦、乞うご期待!(テンション低め)
ここまで読んでくださりありがとうございました。
他の方の経験もとても参考になりますよ。
↓ぜひ行ってみてください。