きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年9か月目突入。

CT検査結果でました。 主治医との勝負 哀しい勝利

答えから言いましょう。肺転移、増大でした。たろ夫が意外に冷静で、予想していた通りだ、と言う反応だったのが救いでした。

 

 

CT画像を見る限り、明らかに増大しており、何センチとは聞きませんでしたが、蛍の光のようにボワーッと大きめに広がってしまっているものもありました。

 

先生曰く、「たいしたことないです。」

 

・・・・・・。究極の肺がん患者の画像に比べたら大したことないでしょうね。

 

診察のはじめ、先生は、「トモセラピーは推奨しません。」とおっしゃいました。

「トモセラピーも保険が効くんだから、標準治療じゃないんですか。」とたろ夫が質問すると、「たろ夫さんのステージの標準治療は、抗がん剤なんです。」と。

 

こちらも、それ以上なぜトモセラピーはだめなんですか、とは聞きませんでした。肺が大きくなっていたら転院すると、たろ夫は固く決めていたので、すみませんが、紹介状を書いていただけるならありがたい、と言う感じでした。

 

たろ夫の決意を見て、先生はもう反対されませんでした。

 

「今日、前回先生がおっしゃっていた新しい抗がん剤はやらないんですか?」とたろ夫が聞いたところ、「次の病院のやり方と競合するかもしれませんから、やめておきましょう。」と言うことで、今回は『中止』と言うスタンプをボン、と押され、今までの病院での治療は終了しました。

 

結局、主治医の最終兵器はなんだかわからずじまいでした。でも、今以上に良いと思う抗がん剤ではないからこれまでその薬剤に関して口にされなかったのでしょうから、もう、それがタルセバであったとしてもなかったとしても、未練はないです。

 

 

主治医曰く、膵癌は足が速い(直ぐ亡くなる)のに、たろ夫さんのように元気で長生きしているのはとても少ない、と。

 

「若い時に体を鍛えておられたからでしょうね」、とおっしゃったので、たろ夫はここぞとばかりに「いいえ、先生のおかげです!!」と渾身の謝意を述べ、気持ちよく「さよなら」できて満足なようでした。

 

「先生、一つ質問してもいいでしょうか。」

 

日頃おとなしくしている私が改めて質問しようとしたら、先生がちょっと身構えられましたが、聞いたのは単純なことで、

 

「膵臓がんは抑えられているのに肺の方は増大を続けるということは、これは肺が原発と言う可能性はないのでしょうか。」

 

「肺が原発と言うことは、ありません。」

 

「どうしてわかるんですか?」

 

「CT見ればわかります。」

 

「…。(あ~そうですか~)もし肺転移だったとしても、試験的にオプジーボを使ってみるというのは、できないのでしょうか」

 

「それでは、病院が赤字になってしまいます。」

 

3人笑う。結局お金ね。

 

 

先生が、転院先の病院に連絡を取り、後から紹介状を書くから、後日その紹介状を取りに来てください、と言うことになりました。

 

トモセラピー、ハイパーサーミアが受けられる病院に行けるようになったことは喜ばしいことですが…。肺転移がんの増大そのものは、やはり、ショックです。「イエ~イ」と喜ぶ気にはなれません。そこまで脳みそはお花畑ではない。

 

トモセラピーも、『肺は3か所まで』などと制限を設けている病院もあるくらいだから、根治はもちろん期待していないけれど、どれほど延命に結びつくかは未知数です。

 

 

家に帰って、ゆっくり血液検査のコピーを見ながら、

 

「HやLが、前回は14個だったのが、今回は7個に減っている!」とたろ夫喜んでいました。(素人ですからね、そんな見方しかできません。)

腎臓に負担をかけないよう、造影CT検査の時にずっと輸液を流したのも良かったと思います。CRE(クレアニチン:腎機能)が正常値だったことなんて、2年ぶりくらいじゃないかしら。

  

「肺転移は大きくなっていたけど、こんなに血液検査の結果もいいし、食欲はあるし、よく眠れるし、どこも痛くないし…。どうしてだろうね。」

 

とたろ夫は不思議がりながら、先日一緒に旅行に行ったがん友とは、

 

何でもいい、長生きできれば

 

と、言いあっているんだ~とワハハと笑っていました。

 

そうねぇ。元気で長生きしてね。 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。 

他の方の経験もとても参考になりますよ。 

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