『これからもお世話になるから』と、一旦は封印した“主治医の悪口”。でもやっぱり、気持ちがすっきりしないのは、この主治医のことが信じられないのもあるから。すっきりするために、気持ちを整理します。
まず、主治医が勧めてきた今後の治療法(抗がん剤)ですが、もしも、わたしが事前にこの「タルセバ」を勉強できていなかったら、たろ夫はきっと先生の口車に乗せられていたであろうと思うところが悔しいです。
生存期間中央値は
ジェムザール単独療法群が13・6か月、
ジェムザール+タルセバ療法が11・9か月
追加投入することによって、生存期間が1・7か月も短くなる様なものを、どうして「エビデンス至上主義」の腫瘍内科医が勧めてくるのでしょうか?
ジェムザールにはもう耐性がついているというのに、(先生もそこは認めていた)ただただ命を縮めるために2種類もの抗がん剤を投与するのでしょうか?
何考えてんだ、主治医!最新のエビデンス、勉強していないんかい!
ムカつくわ~~~!!そして傷ついた・・・
100人に2人か3人効く、とおっしゃいましたが、この言い方では一応延命効果がほんの少しはあるという風に受け取れます。
違う。延命効果は、ない!短くなる!エビデンスが語っている!!!
それも、これをおっしゃったのは、わたしが「タルセバは、分子標的薬ですね。」と言って、それ以上何も発言しなかったから。
たろ夫も、何も聞かなかったから。
だって、それって「全然ダメなやつ」だって、わたしたち知ってたもの。
『シーン』となって、先生も空気を読まれて、白状せざるを得なくなったんです。
だいたい、副作用の説明など、悪い面の説明は一切ありませんでしたし。
第1治療の時も、第2治療の時も、先生はS-1についても、一応“おまけ”のように選択肢として存在は話してくれていましたが、先生の話し方からすると、これは全然お勧めじゃない、と言うことがありありと表れていました。
ど素人のわたしたちは、先生の『説明の仕方』によって、『お勧め度』を察して、アブ+ジェムか、FOLFIRINOXか、と話し合いました。
無知な患者だったわたしたちは、先生の思惑通りの選択をしていたのです。
そういう苦い経験があったからこそ、今回は事前の調査を徹底的に頑張って、タルセバを回避できましたが、正直に言って、タルセバを勧めてきた主治医に失望しています。
そして、最近2か月、なぜか白血球が正常値だ、と書きましたが、なぜなのか気がつきました。
副作用がつらそうにしている、とわたしが一生懸命訴えたので、最後の2、3回、FOLFIRI投与の時、先生が渋々減薬したからです。
それまでも骨髄抑制がずっと続いていたのに、減薬しようとせず、投与するなんて。
減薬したら、とても楽になっていました。
これも、今頃になって気がついて、わたし、傷ついているんです。
さらに、診察室に入ってから、椅子に座った時の開口一番は、「たろ夫さんはエルプラットを戻すのは今でも考えられないでしょうか」と確認されて、あくまでも抗がん剤投与続行の姿勢でした。
そして、最後にたろ夫が自分から、勇気を振り絞って「代替医療で行きたい。抗がん剤しない。」と言い出して初めて、第4の選択肢、つまり、「標準治療が終わったのだから必ずしも抗がん剤を打たなくてもいいんですよ。これが4つ目ですね。」とおっしゃいました。
後出しジャンケンじゃないか!
なぜ最初から4つ言ってくれないの?
まだ言いたいことがいっぱいあるんですが、タイピングをしていると肩が凝るのでこれくらいにしたいと思います。
あっ、やっぱりもう一つ。
血液検査とCT検査を今後もやってもらえるということになりましたが、3月7日に、血液検査の予約を入れた時、何の説明もなさらずに、「レントゲン」検査の予約もされました。
たろ夫が「レントゲンもするんですか?」と質問しても、無言で入力していました。
仕方がないこととはいえ、主治医にとってたろ夫は、「観察対象のモルモット」と言う印象を受けました。
それでも、たろ夫が「先生の治験に貢献するために、3年、5年、頑張って長生きしますよ!膵臓がんで5年生きた人は、先生の患者さんの中で、いないでしょ?」と、ちょっと恩着せがましいたろ夫節をさく裂させると、
「ええ、『膵臓がん』は、ですね。」と無表情におっしゃいました。
何かの本で読んだのですが、医師は、同僚や、患者になめられたくないという心理が働くそうです。
そういう傲慢な態度は、良くないと思います。
(あっ,謙遜なお医者さんもいますね!)
これで、もし、丸山ワクチンの注射を担当してくれる病院での血液検査で、血糖値が異常値だったりしたら、(今までしつこく言っても主治医はオーダーを出してくれなかったんです)わたし、本気であの主治医のこと、嫌いになると思います。
でも怒り,恨みは健康によくありませんね~~
ここに書いてすっきりさせてくださいな。スミマセン!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
他の方の経験もとても参考になりますよ。
↓ぜひ行ってみてください。