2月14日に丸山ワクチンの投与を始めましたので、ちょうど2週間経ちました。月・水・金と行っております。本人は、「肺がちょっと痛いけど、丸山ワクチンががんと闘っているんだろうか。」とわたしに聞いてきます。
基本的に丸山ワクチンは副作用がありませんから、肺が痛いのはがんが進行しているんだろうなと考える方が冷静な見立てであるとは思うのですが、さすがにそんなことは本人に言えません。
「そうかもね~。」と答えて、あまり気にしないように、気にしていないふりをしています。本当は怖いです。
丸山ワクチンの効果は1月19日に最後のCT検査をしましたから、次回4月半ばくらいにわかるでしょう。まだ日付は決まっていませんが、たろ夫の体調次第では早くなることもあるかも。その前に腫瘍マーカー値を見ることができます。
丸山ワクチン、もちろん、効いたらいいなと思っていますが、もしも効いたら、それは奇跡だと思います。
奇跡を見てみたい気もしますし、半分はあきらめの気持ちもあります。
同じような状況の読者の方からお便りをいただくと、「ああ、まだ元気で生きていらっしゃるんだ」と、大変うれしく、安心します。お元気で長生きしてほしいです。以前くださっていた方からのお便りが途絶えると、とても心配です。
(しかし、個人的に返信せず、礼を欠き、本当にごめんなさい。それでも『生きている』の一言でも頂けると嬉しいです。)
正直に本音を書きます。
わたしは、「絶対なにがなんでもあきらめない!」と言う気持ちは持っていません。
本人の意思を尊重しつつ、最善を尽くして介護する、と言う決意はしていますが、丸3年を果たして元気に迎えられるだろうか、と、懐疑的です。
がん判明後、2年4か月が経ちました。抗がん剤も終了しました。
ここから先の8か月は、とてもとても長いです。たどり着けるのか、全く想像がつきません。
書いていてつらくなったら、少しブログを休むこともあるかとは思いますが、たとえ事後報告になったとしても、今後の病状を綴っていく覚悟ではあります。
不快に感じる方は、どうか、読まないでください。
理不尽な批判をされたら、今までなら、ハゲであろうとスキンヘッドだろうと元不良だろうと倍返ししていましたが、今後本当に終末期に入っていくと、いったいどこまで率直に書いてよいものかと、自分でも悩むだろうと思います。
どこまでが許されるのか、それを決めるのは読者ではないと思いますので、いろんなお考えがあってよいと思いますが、不快に感じられるようでしたら、読まないでください。
がんと闘っておられる方、またそのご家族、がん治療に関心がある方のご参考にしていただければ、と言う思いで書いています。
そして、そもそもなぜこうしてブログを立ち上げようと思ったのか、そのきっかけは、すべてが終わったときにお話ししたいと思っています。
そっと、温かい目で見守っていただければ幸いです。
そして、もしも奇跡が起こった時には、ともに喜んでくだされば、これ以上の喜びはありません。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
他の方の経験もとても参考になりますよ。
↓ぜひ行ってみてください。