今日は、1か月ぶりの主治医とのご対面でした。(あ、診察ですかね?)や、やっぱりムカつくぅぅぅ。「もう、抗がん剤止めたんだから知りませんよ」っていうあからさまな態度。
しかし、今後も何かあったらこちらに入院することになるのでしょうから(させていただけるのかな…)、努めて冷静に振舞いました。
前回この病院で検査した1月19日のCEAは10.0 。
3月7日の今日は15.3。
数値は少ないものの、一か月半で1・5倍になったという事実は、今までの右肩上がりの傾向に拍車がかかってきたと考えられます。
主治医「(CEAが)上がってますね!」「上がってますね!」「上がってますね!」
抗がん剤止めたんだからこうなるのも当然だ、と、この「上がってますね」を4回も5回もおっしゃいました。1回言えばわかるわ!見ればわかるわ!と言いたいのを我慢、我慢。
一方で「数値が千とか一万とかでも生きている人がいっぱいいますから気にしなくていいです」と。
このCEAが一番目安として役に立っていますが、たろ夫はほかの腫瘍マーカーには総じて反応がほぼないので、CEAも死ぬまでそんなに爆発的に増えないこともあるんじゃないかなと(実際そういう人もいるということを、最初期に主治医自身も言っていた)思っています。腫瘍マーカーの精度がまだまだだからです。
「何にも治療していないんですからね、上がるのは当たり前です。」と、「抗がん剤を打ったら、また下がるでしょうね」とも。
だって、タルセバ(膵癌には有効性が否定された分子標的薬)+ジェムザール(すでに耐性がついている代謝拮抗抗がん剤)はどう考えても副作用で苦しむだけですから、選びたい選択肢がないんだから仕方ありません。
それで、やっぱり抗がん剤をお願いします、と言う方向には全くなりませんでした。
たろ夫が、「これを受け入れるしかないんですかね。何か、進行を緩める方法はないんでしょうか。」とすがるように質問すると、
「受け入れるも何も、がんなんだから仕方ないですよ。」と。
はぁ~~~、もう、つらいわ。
でももう、言葉の『ドクハラ』は、耐えます。仕方がない。
気になっていた肺転移ですが、これももう、全然、間質性肺炎か、胸膜炎か、なんていう話にはならず、
「走ったら胸が苦しい」と訴えるたろ夫に対して、
「がんとは全然関係ありません。年取ったからでしょう。ちょっときつかったら、もう、年のせいですよ。旅行も、気にせず行かれてください。」
レントゲンもご覧になり、昔撮ったものと比べて(一体いつ撮ったのでしょう?一番最初かな?記憶にありません)、
「あまり変わりませんね。」
……変わらないことはないはずですが……。
レントゲンを見る目は、整形外科医や放射線科医の方がお持ちでしょうね。この病院ではレントゲンの所見はありませんでした。専門医に診てほしいなあ。
家に帰って血液検査結果を見て、CRP(C反応性蛋白:炎症を調べる)が0.09であったので、炎症は起こってないことが分かり、安心しました。その他は、前回とほぼ同じでした。
本当に、自分で勉強するしかないなあと、再認識しました。
将来胸水などが溜まった場合、呼吸器外科医の出番があるかもしれませんが、そういう対応を迅速にしていただけるのかどうか、心配です。
たろ夫には、「丸山ワクチンも打ち始めたばかりだから、3か月は様子をみましょうよ。」と言いました。まだ3か月は大丈夫だと思います。
次回は4月20日に、CT検査となりました。
ふぅーっ。脱力。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
他の方の経験もとても参考になりますよ。
↓ぜひ行ってみてください。