きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、今、2年9か月目のところ。

時効の話 糖尿病からの脳梗塞、心筋梗塞

たろ夫がすい臓がんになり、「親」が死ぬのと「配偶者」が死ぬのとでは、感情が全然違うと気づくようになり、人はどのように死んでいくのか、と言うことに、本当の意味で興味を持つようになりました。

 

最近聞いた知人のお父様のこと。今までなら、「なんの原因で亡くなったのか」などと質問することはありませんでしたが、相手も、こちらの状況をご存知であることもあり、詳しく教えてくれました。

 

糖尿病を患っていて、61歳で亡くなったそうです。もう、かなり昔に起こった話ですので、書かせていただきます。

 

 

ある日、頭が痛い、おかしい、と言って、大病院にかかりました。しかしそこの病院で検査したところ(心電図か何かでしょうか)、頭ではなく、心臓に問題がある、と言われ、別の大病院に運び込まれました。そこで心筋梗塞が見つかり、ペースメーカーを埋め込む手術をし、一命をとりとめました。

 

しかし、その後、よく転ぶようになったのだそうです。さらに、ろれつが回らなかったり、なにか頭も痛いしおかしい、と言うことで、脳の検査もしてもらったところ、脳梗塞が見つかったそうです。やっぱり脳にも異常があったんです。

 

幸いこれも、大事には至らず、在宅で生活できるようになったそうですが、かなり不自由な生活を強いられたそうです。食べ物を食べるのにも自分ではよくこぼして、満足に食べられないので、母親が手伝ったりしていました。

 

ある時、お父様が一人で留守番をし、元気な家族はみんな出かけていきました。なんとその間に、嚥下障害で、つまり窒息して、一人で家で亡くなってしまっていた、と。

 

何を食べたのか聞きましたら、「近所の人からもらった。」

 

餅をのどに詰まらせるって、本当によく聞くニュースですが、もともとそういうハンディキャップがある中で、家に一人でいるときにお餅を食べちゃったんですね…。

 

餅を差し入れた方は「本当に済まなかった」、と悔やんでおられたとおっしゃっていました。

 

 

 

 その知人を含め、残されたご遺族の方は、きっといろいろな後悔や、いまだ心の中で解決できていない疑問や思いが、おありでしょう。あの時、一人残して出かけるんじゃなかった、とか、最初から、大病院が脳梗塞も見つけてくれていたら、すべては違っていたかもしれない、など…。

 

わたしは、たろ夫が糖尿病の気があるものですから、その観点で考えてしまいました。そうでなくても血栓症持ちですし。

 

脳梗塞で一命をとりとめた、でも餅を食べて嚥下障害で…。

 

たろ夫も食いしん坊だから、今後はそういうことにも気を遣わなければなりません。声がかすれているということは、のどの筋力の低下の表れでもあると思いますから。

 

 

あまりこういうことは考えたくないですが、一応、心の片隅に置いておこうと思います。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。 

他の方の経験もとても参考になりますよ。 

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