がん転移には4つの種類がある。
1血行性転移
2リンパ行性転移
3播種性転移
4浸潤
たろ夫は2と4は確実。その他、血栓があるので血行性と言う点でどうなのか、分からない。播種性…腹膜播種ではないと思うけど、肺に関してははっきりわからない。
しかし、もしかすると、肺転移に関しては、すい臓がんからの転移ではなく、肺が原発のダブルキャンサーの可能性もゼロではない。でも、たぶん転移。
ちなみに、転移したがん細胞は、原発巣と同じ特徴を持つ。すい臓がんが肺に転移した場合、転移した先に出来たがん細胞は、肺がんの細胞ではなく、すい臓がんの細胞。
つまり、転移して肺に出来ても、進行の比較的速い肺がん細胞ではなく、進行がたいへん速いすい臓がんの細胞と同じ特徴を持っている。(ガビーン)
リンパ行性転移について:抗がん剤はほとんどが水溶性なので、大部分が脂であるリンパ管には効きにくいことが、厄介な転移と言われている理由の一つ。たろ夫はリンパ節転移が最初にがんと診断されたときからありました。
浸潤について:すい臓がんで、近くの十二指腸や胆のう、肝臓などへの浸潤は恐ろしい転移。(遠隔転移ではないということ。)
たろ夫はすい臓の周りの総肝動脈や脾動脈、胃動脈、腹腔動脈、上腸間膜動脈、大動脈周囲などに「浸潤」していました。手術できなかったのだから、十二分に恐ろしい。
今さらながら勉強してみました。
肺の病気の勉強もやってみていますが、気管支拡張症とか、肺MAC症とか、いや~、世の中に、一体どれだけ病気があるのでしょう。これら2つも、根本的な治療法がないようです。
追伸:たろ夫は生きています!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
他の方の経験もとても参考になりますよ。
↓ぜひ行ってみてください。