きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん余命1年宣告から2年11か月目突入。

腹部造影MRI…大腸がんか悪性リンパ腫か?

これはわたしの話です。去年10月末に血液検査で「悪玉コレステロール」がすごく高いので、病院に行きなさいと言われていたのですが、ほったらかしていました。

 

それとは別に、2か月ほど前からお腹(へその右横10センチちょっと上あたり)に、打ち身のような、少し色が黒くなっているところを発見し、あれ?いつかどこかでぶつけたかしら?と思うことがあったのですが、気にせず過ごしていました。

 

しかし、それから一か月過ぎてもその黒っぽいところは変化しておらず、少しぷくっとしているので、病院に行った方がいいかな…と思っていたところに、左上腕にも、明らかに1センチくらいのしこりがあることに気がつき、「こ、これは悪性リンパ腫ではないだろうか!?転移かもしれん!」などと心配になったわたしは、消化器内科にかかることにしました。

 

CTやMRIの機器もある、中規模の病院だったのですが、『コレステロール要精密検査』と書かれた健康診断結果を持って行ったため、コレステロールの血液検査だけ行われ、これを下げる薬を処方されただけで、(相変わらず高値でした。とほほ。)主たる関心事であった、しこりに関しては、おなかを一瞥(いちべつ)しただけで、「皮膚科に行け」と言われてしまいました。

 

「何かあるのは確かです。エコーをしていただけませんか。」とお願いしましたが、「エコーではわかりません。」と、30代くらいの女医は答えました。

 

(わかるかわからないかは検査してみないとわからないだろう!)と、食い下がってお願いすることも出来ましたが、左上腕のしこりについては診ようともされなかったので、こんなヤブ医者はこちらから願い下げだわ、と思って、帰りました。

 

家に帰って、看護師をしている友人に、どこかお勧めの内科はないか、聞いてみましたが、「う~ん、この辺はないのよね~。〇〇クリニック(皮膚科)に行ったらいいよ。そこで、いいところを紹介してもらえるよ。」とのことで、結局、評判のいい〇〇皮膚科・形成外科クリニックにかかりました。

 

〇〇皮膚科の先生は大変親切で、「まあ、脂肪腫でしょうが、気になるなら検査しておきましょう」と、大きな病院に検査予約を入れてくださり、左上腕の単純MRIと、腹部造影MRIを検査することになりました。

 

 

淡々と説明していますけれども、わたしとしては、しこりが2か所あることは確かなものですから、本当に心配で、でも家族に話したら不必要に心配させてしまうので誰にも言えず、インターネットで「お腹」「しこり」などで一生懸命調べていくうちに、「大腸がんかもしれない!」などと思い始め、クレイジーになりかけました。

 

大腸がんについて、相当な時間を割いて勉強し、かなり詳しくなりました。

 

しこりのある位置は、上行結腸と横行結腸のちょうど境目の曲がり角に当たる部分で、この辺にがんがある場合は、出血していたとしても、便検査で潜血が陰性になりやすく、発見が遅れるのだそうです。

 

大腸がんの70%は直腸がんとS状結腸がんで占められており、一番肛門に近い部分となっています。

 

しかし、わたしのしこりの位置はその他の30%の部分なのです。たろ夫のすい臓がんも、「その他30%の中の一つ」、膵体部癌だったから、末期でも黄疸が出ていなかった、と言うこともありましたしね。

 

「典型的な」症状が出るとは限らないということです。

 

 そんなこんなで、2週間ほど、怖くて眠れぬ夜を過ごしましたが、本日、無事、上腕は良性の脂肪腫、おなかも脂肪腫、さらに肝臓の結節(嚢胞)も複数あるという検査結果が得られました。

 

 

よかった!!

 

 

それにしても乳房に引き続き肝臓にも嚢胞か~。なんだか変なものができやすい体質だなあ。ストレスですかねえ。

 

わたしは今まで、自分はいつ死んでも命は惜しくないと思っていましたが、いざ大腸がんかもしれない、となった時に、やはりとてもとても動揺しました。

 

 

大腸がんは進行が比較的遅く、かなり高い確率で助かるというのは幸いかもしれませんが、それでも、自覚症状が乏しく、発見が遅れてステージ4で手遅れ、と言うことも少なくないようです。

 

わたしの場合は、大腸がんだったとしても、このしこりの感触ではまだ初期だ!きっと死にはしないな、とは思いましたが、手術してその後抗がん剤、などという治療は受けなければなりません。(大腸がんだったら、ですね)

 

私は以前、開腹手術をして、巨大なものを摘出していますので、そういう人は腹腔鏡手術の適用にならないようなのです。(すでに腸の癒着があるからです。)

 

しんどいのはつらいです。

 

 

「手術を9回経験して生存」、などと、がんの闘病記などに書かれているのを時折読むこともありますが、痛みに耐えてこられたその精神力に敬服いたします。

 

痛いのは、い・や・だ!!

 

改めて、「死」の前に通過しなければならない「病気」という過程。これ、なんとかならないかなあと考えずにはいられませんでした。

 

 

最後にちょっとたろ夫に勝ったエピソードを。

 

 

MRI検査中、ヘッドホンから聞こえてきた音楽は、「J-POP」と呼ばれる日本の歌謡曲で、ほとんど知らない曲でしたが、「ジュピター」だけはかろうじてわかりました。

 

1年半前、たろ夫が頭部のMRI検査を受けた時には、石原裕次郎の曲でした。たろ夫の年代よりもさらに古い曲です。MRI検査から出てきた後、たろ夫がその歌を口ずさんでいたので、暗すぎて笑ってしまいました。「もうちょっと明るい曲にしたらいいのにねえ」と話したものです。

 

というわけで、放射線科の技師さんたちはどんな基準で選曲されているのか知りませんが、「石原裕次郎」を流されるより「J-POP」を選んでいただけて、光栄でした!

 

まだまだ若いもん~。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。 

他の方の経験もとても参考になりますよ。 

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