「きんたろうの家 すい臓がんのブログ」をご覧いただきありがとうございます。たろ娘(たろこ)と申します。父「たろ夫」、母「きんたろう」との間の長女(既婚)です。
父たろ夫が、すい臓がん、余命1年と宣告されて10か月が経ったころ、両親の世話のために、また当時は入院中だった祖父「おじいちゃん」の世話ために19年ぶりに地元に帰ってきました。両親と同居はしていません。近くに住んでいました。
遠方より引っ越して帰ってきた当初、母は父の病気が原因のショックでほぼ引きこもりになってしまっていました。
父たろ夫はと言いますと、「何しに帰ってきたんだ。俺は死なん!」と、表面的には全く歓迎してくれず、病院に付き添うことも拒否していました。
それでも、「3人の子どもの中で、たろ娘が一番俺に似ている。」と言っていた性格のわたくしたろ娘が、近くに帰ってきたというのは、父にとってとてもうれしかったであろうと思っております。
これまで書いてきました、たろ夫の病状、言動は、すべて本当です。母、きんたろうが、「どうして言っていないのにお母さんの気持ちがわかるの?」と言うほど、父たろ夫の病状だけでなく、かなり忠実に母きんたろうの心境も描写しております。
ただ、このブログのライターは、実は長女たろ娘であったというところが、皆様のご想像になっていた「60代後半の女性」像とは違っていたということです。
文章から伝わってくる気の強さは、父親譲りのたろ娘の性格がにじみ出ちゃってました。(見かけはか弱いんですよ、たぶん。)
なぜ、このような形でブログを書いてきたのか、と言う点につきましては、すべてを書き終えた時にご説明させていただきたいと思います。
決して、しょうもない理由ではございません。
今後はたろ娘の目線で書いていきます。ではどうぞ、最後までご覧くださいませ。
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