4月20日は10回目のCT検査でした。それだけで3,4時間かかったようで、待たされて疲れた~と言っていました。
声のかすれは相変わらずですが、それだけでなく、疲れ方も、激しくなっているようです。体力が衰えてきています。
たろ娘「輸液は、点滴してもらえたの?」
たろ夫「してくれんやった。」(ムスッ)
腎臓が悪いので、悪影響を及ぼす造影剤を、輸液で流してほしいのですが、そういう「必要最低限以上の」サービスはしてもらえません。
わたし(たろ娘)が一緒に行っていたら、しっかり「輸液もしてください!」と主張するところなんですが、70近いオジイサンは、どうも、お医者様には平身低頭です。
今まで、父たろ夫に付き添ってたろ娘(たろこ)が病院に行ったことは3回しかありません。一番最初の抗がん剤の説明の時と、引っ越してきた時と、もう一回だけです。たろ夫は、わたしに「来るな」、とずっと拒否していましたから。
自分は死なない、お前の世話にはならない、と、ずっと意地を張っていましたが、(わたしに迷惑をかけたくなかったのもあるでしょう)いろいろ調べて、役に立つ医療情報をもたらしているうちに、だんだんわたしのことを信頼してきてくれて、“主治医との勝負 第5回戦”の時だけは、「差支えがなければ、一緒に来てくれ。」と頼んできました。
ほとんどすべての、主治医とのやり取りの場面に、わたしたろ娘はおりませんでしたが、無治療(代替医療)を選んだ歴史的瞬間(?)には、わたしも同席しておりました。
登場していきなり「タルセバ拒否!」とはさすがに言えなかったのをご理解いただけたでしょうか。とても大きな決定でしたから、突然ついて来たたろ娘が代弁するより、本人の意志でそうしたいのだと言わせないと意味がないと思ったのです。
さて、4月23日(月)はCT検査結果発表です。
正直なところ、あまり緊張もないし、あるのはぼんやりとした失望感。
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