4月23日(月)、検査結果が出ました。前回1月19日からちょうど3か月経ちました。抗がん剤をやめて初めてのCT検査でした。結果は、最悪。
膵体部の腫瘤は前回より増大しています。
大動脈周囲や腸間膜リンパ節腫大がみられ、前回より目立ちます。
両肺に多発転移を認め、前回より増大、増加しています。
[診断]
膵体尾部癌:増大
肺転移、リンパ節転移:憎悪
血液検査結果
CEA…36.4
CA19-9…1.8
主治医の顔は、「どうだ、わかったか!抗がん剤をやめたからこうなったんだ!!」と、どや顔だったと、両親、たろ夫ときんたろうが口をそろえて報告してきました。
たろ夫は、「ひょっとしたら縮小しているんじゃないかと思っていた。悪くても現状維持だと思っていた。やっぱり抗がん剤ってすごいんやねえ。」と。
母きんたろうも同じように思っていたそうです。甘いわ!
たろ夫がもうちょっと節度のある生活をしていたら結果は違っていたかもしれないとも思いますが、丸山ワクチンもほかの治療も投げ出して旅行に行きますから。維持できるものも出来ませんって。
こういう性格は、昔から変わらないので、何を言っても無駄だから、自分の好きなように生きたらいい、と、もう、そこは割り切っています。(母きんたろうは妻なので、割り切れない部分があって、年がら年中心配しています。ストレス死しそう。)
で、今後どうするか、と言う話ですけれども、なんと、
再び抗がん剤を投与することになりました。
主治医にとっても、たろ夫は恐らく担当したことのあるすい臓がん患者の中で、最長に生きているし、体力が持ちそうだと思っているらしく、たろ夫が抗がん剤再開について同意(即答)したところ、
「今日からでも(投与して)いいですよ。」と言われたそうです。
皆様もご存知のように、普通は予約を取るのに2週間くらいはかかります。それを、今日からでも明日でもいいと言われた、と、驚いていました。(まあ、感謝すべきところなんでしょう・・・。)
今回は午後2時半からの診察でしたので、もう遅くなるので今日は行わず、明日もたろ夫に用事が入っていたため、それでは4月26日木曜日に抗がん剤、と言うことになりました。
抗がん剤の種類はFOLFOX(5-FUと、痺れが強いエルプラット)。減薬しての投与です。
タルセバと、上記と、どちらがいいか2択だったそうで、タルセバを拒否しましたのでこうなりました。
まさか標準治療に逆戻りするとは。
誰か知り合いが突然死でもしたかのような“信じられない”という喪失感。ぼう然。
母きんたろうは、牛車腎気丸が、抗がん剤の効き目を弱めるのではないかと心配していましたが、もうそういう問題じゃない。
弾圧ソックスも、たろ夫は持っていますし、抗がん剤投与の時にそれをしたらいいよ、一時的に末梢神経への血流を悪くすることによって、抗がん剤が足に巡らないようにするのだ、と以前話したことがありますが、本人がしないので、これも、あまりしつこくは言ってきませんでした。
「今回は、結果がどうであっても保留するから、ついてこなくていい」っていったくせに。
ジャイアンは自分が王様、法律ですから。言うこと聞きません。
また、波乱の始まりです。
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