4月26日、久しぶりに抗がん剤を打ちました。抗がん剤の種類としては初めてのFOLFOXです。病院のベッドに横たわって投与を受けている間、足が痺れるらしく、ずっと足をプラプラさせていました。
母きんたろうが、「足の方にも抗がん剤が回ってしまうから、プラプラさせん方がいいよ。」と、2,3回言ったそうですが、頭が悪いケモブレインのせいか、一向に言うことを聞き入れず、もう、母も言うのをやめたそうです。
たろ娘も事前に、弾圧ソックスを履くといい、と伝えましたし、本人は「(弾圧ソックスを)持っている」と返事しました。
やってることが、逆効果であると、なぜわからないんだ!と言いたくなるのですが、頑固なので、あまりしつこく言うと怒り出します。もう、言えません。言いません。
そして、痺れ対策についてですが、今回の、投与再開を期に、牛車腎気丸(しびれを緩和させる漢方薬)を飲まなくなりました。
少しでも抗がん剤が効いてほしいからでしょう。
当然、「足が痺れてきた」と言うようになりました。
せっかくしびれがよくなってきて喜んでいたのに、もう、こうなったら命が一番大事、と言う覚悟とも、開き直りとも取れる行動に出ました。
4月30日(月)
たろ夫は、車で25分くらいのグリーンパークに、一人でドライブに行ってきました。
抗がん剤の吐き気止めも服用が終わり、一番しんどい時ですが、家でじっとしていられないらしく、花を見に行きたい、と、母きんたろうを誘いましたが、母は病弱なため、そして5月3日から3日間、次男の家族がまた帰ってくるので、その準備のため、一緒に行きませんでした。
たろ夫はじっとしているのが怖くて怖くてたまらないのです。
午前中にグリーンパークから帰ってきて、疲れてぐったり、光線治療もせず休みました。
QOLよりも延命を本人が望んだので、仕方がないことです。(と言ってもまだ自分で運転して遊びに行けるほど元気なのはすごいです。)
4月20日のCEAが36.4でした。3月7日は15.1でしたから、1か月半で、2倍以上になりました。数値だけを見ると少ないですが、これは個々によって全然違うため、本人の過去のデータと比較してみるものです。
危険信号ですが、また再び抗がん剤を始めたので、がんの進行がストップするかもしれません。
「これは、様子を見るしかないねえ。」と、きんたろうとたろ娘は話しました。
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