きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、2年11か月目。ラストスパートに入った。

ラストステージ3か月目 ① 抗がん剤から3週間経過

ラストステージ3か月目6月5日火曜日、たろ夫の様子を見に行きました。王様いすに座って、テレビを見ていました。

 

たろ娘「体調どう?」

 

たろ夫「元気よ。抗がん剤から2週間経ったけね。」

 

たろ娘「2週間やないやろ。3週間やろ。」

 

たろ夫「ああ、そうやった、そうやった。」

 

たろ娘「どこか悪いとこはない?肺が痛いとか。」

 

たろ夫「肺はね、息苦しい時がある。大きくなりよるんかな、とは思うね。」

 

たろ娘「膵臓は?背中、痛くない?」

 

たろ夫一瞬間をおいて「…痛くない。」

 

一瞬の間は、ちょっと、いやけっこう痛いけどやせ我慢、かもしれません。

 

たろ夫「目がね、今日から見えるようになったんよ。昨日まではカスミがかかったみたいやったんやけど、今日はテレビがはっきり見える。」

 

たろ娘「ん?前、目がかすむって言ってたのは白内障のせいやったって言いよったよね?それで手術して良くなったって言ってなかった?

じゃあ、白内障がよくなっても、結局抗がん剤の副作用もあったっていうことやん。」

 

たろ夫「うん、そういうこと、そういうこと。」

 

たろ娘「ふ~ん。運転、気を付けてね。」 

(「今日から見える」って、今まで3週間も目がかすんでいたんかい?!ええ~~??でも、たろ夫が弱弱しいから厳しく言えない~!!!)

 

会話は月末予定している一泊旅行の話題に。なんだか、別のプランを持ち出してきました。

 

たろ夫「いや、ちょうど梅雨の時期だから、今回は日帰りにして、また別の時に泊りがけで行ったらいいんじゃないかと思ったんよ。」

 

たろ娘「お父さんが ”泊まるんだから呼子に行って有田焼も伊万里焼も見にいける”って言ったんやん。泊まらんやったら見られんよ。」

 

たろ夫「いや、せっかく招待してくれているからこういう方法もあると言っているだけで」

 

たろ娘「招待っていうか、お父さんが行きたいって言ったんやん。」

 

会話だけ聞くと、可愛いお父さんとかなり手厳しい娘です。泊るか泊まらないかが問題ではなく、本当は、父たろ夫は毎日暇であるので、娘夫婦との旅行を何回でも行きたいだけなのです。

 

しかし!子どものころから、たろ夫との行動で楽しめた試しがないので、父との旅行など、あまり行きたくないのが本音です。(例えば…と書き始めると、脱線し過ぎて長くなるのでもう、省略します。)

 

生きているうちに親孝行しておこうという気持ちと、これまでも、これからも、ほんっと自己中なジャイアンたろ夫だな~という気持ちの葛藤があります。 

 

 

 しかし今回、両親の世話のために遠いところから引っ越して故郷に帰ってきました。すごくたくさんの大切なものを後にしてきました。

 

親世代の方々からは「生きている間に親孝行してやれ!」の大合唱でしょうけれど、自分としては、両親の近くに引っ越してきてサポートしているだけでも、すごい親孝行だわ!と思っています。

 

いいんです、わたし、メンタルけっこう強いから。マイペースで行きます。

 

 

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