きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、2年11か月目。ラストスパートに入った。

ラストステージ3か月目 ③ 抗がん剤、打たず

6月12日(火)。今日はFOLFOX3回目の予定日でした。腫瘍マーカーは検査せず、その他の血液検査結果は前回と変わらず。白血球については6600で、1か月空きましたのでとても良かったです。

 

しかし抗がん剤を打つことはしませんでした。

 

理由は、旅行です。今度の日曜日6月17日から2泊3日で、それほど親しくない友達と、その部下2人と全部で4人でプサンに旅行を計画していたからです。

 

あの、認知症だと言っていた人です。私達に話したら反対されると思ったようで、今まで黙っていたんです。

 

6月末に、たろ娘がたろ夫と一泊二日の旅行を計画していたのは、今日、6月12日の抗がん剤の後、2週間後くらいならなんとか体力が回復しているだろうという理由からでした。

 

しかし、その計画を立てた後、他人との旅行計画を抗がん剤投与から5日後にぶっ込んできたたろ夫。

 

無理でしょう!!前回、ほぼ2週間ずっとぐったりだったのですから。

 

「でも、お父さんは行くっち言ったら這ってでも絶対行くけね。たろ娘ちゃんも知っとうやろ。」と、あきらめた口調で母きんたろうが言うので、

 

「家族で行くのはいいよ?!なんかあった時には必ずサポートする覚悟で行くんだからね。

でも、その人たちはお父さんがこんな状態(急に体調が悪化)だって知らないで、普通に旅行を楽しもうとしてやってくるんよ?

 

そして来てみたらこんなよろよろよ?! なんでこの人の家族はこんな人を一人で旅行に行かせるのかってなるよ?非常識だよ。迷惑かけるよ。

 

旅行前日にこれは無理だって思ったら、お母さんがその人に電話して、お父さんの状態をその人に見に来てもらったらいいよ。そしたら、相手もびっくりして、お父さんをキャンセルさせるよ。」

 

そのような裏工作をしつつ、今日は抗がん剤打つんだろうな…と思っていたたろ娘でしたが。

 

「(旅行のことは)絶対(主治医に)言うなよ!!」と、たろ夫からくぎを刺されていましたが、母きんたろうは、看護師さんを通して、手紙を渡して、旅行の計画を主治医に伝えました。

 

そしたら、「旅行に行くのなら今回はやめましょう。」と、至極あっさりと、まっとうな決断を、主治医の先生が行ってくれました。よかったよかった。

 

本当によかった。抗がん剤打たずにプサンに旅行。考えが及びませんでしたが、ベターな選択だったと思います。

 

ただ、旅行から帰ってきた翌日の、6月20日(水)に3回目のFOLFOXとなりました。

 

またまた旅行で疲れてぐったりの状態での抗がん剤、というパターンに戻った感じがします。

 

もうちょっと、自分で限界を考えて調整すれば、無理のない計画を立てられるはずなんですけどね。

 

とにかく、「無茶」というか「むちゃくちゃ」しようとします。脳みそ使っていません。本当におかしいです。

 

夜、母からメールが来ました。

 

「きっと内心は、お父さんもホッと感謝しているのでは!と思います。たろ娘ちゃん。本当にありがとう。」

 

 

「ジャイアンたろ夫を裸の王様にしてしまったのには、お母さんにも責任がある、お母さんも自分で善悪を考えて行動しなくちゃ!“しょうがない”じゃないよ!」と、母きんたろうにも辛抱強く話してきたからです。

 

母に、精神的に自立してもらうこと、これがわたしのもう一つの仕事だと思っています。母は異常に依存心が強い人なので。

 

父が亡くなった後もまた、先が思いやられるのです。ふぅ。

 

 

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