きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、2年11か月目。ラストスパートに入った。

ラストステージ4か月目 ④ 数日見ないうちに杖をついていた…

7月10日火曜日。一週間ぶりくらいに父の顔を見に行きました。先々週から、母に「お父さんに運転させたらいけん!」と連日強調し過ぎたため、母が「そんなこと言ってもお父さん聞かないから無理!」と逆切れし、母と娘の関係が悪化していました。

 

それで、ちょっと冷却期間が必要だと、実家によりつかなかったのです。

 

先週4日水曜日から6日金曜日まで、父の親戚が祖父のお墓参り(実際は観光)に来ておりましたが、とりあえず事故を起こすことなく、過ごせたようでした。

 

ピンポ~ン、と実家のチャイムを鳴らしてドアを開けると、母が「お父さん寝とうよ。」と出迎えてくれまして、「お父さん、元気?」と母に小さな声で尋ねると、

 

「お父さん、杖ついてる。」と母が眉をひそめて言ったのです。

 

「はあ?」

 

家に上がってベッドに横たわっている父たろ夫に声をかけると、目は覚めていて、

「運転し過ぎて足が痛い。」と、右足の股関節から下の内側部分に大きなサロンパスを3枚くらい貼っていました。

 

6日金曜日、空港まで親戚を車で送っていったらしいのですが、いつもなら、片道、高速で40分くらいで着くところまで、今回豪雨の影響で高速道路が通れなかったらしく、行きが2時間半、帰りが3時間半、合計6時間も運転し続け、ずっと右足をブレーキとアクセルにかけていたため、こんなことになってしまったそうです。

 

 

まさかこんな数十年ぶりの豪雨に見舞われるとは予測できませんでしたが、以前、北海道旅行の時も悪天候でキャンセルになったことを思い出しました。良くも悪くも、たろ夫は本当に話題に事欠かない人です。

 

何もこんな時に。という恐ろしいタイミングの悪さ…。

 

しかし、そもそも、親戚を呼び寄せるというたろ夫の行動が、「あなた、人を観光案内できる状態ではないでしょう…!」と突っ込みたくなるのですが。

 

公共の交通機関を使って一緒に旅するのならまだしも、なんで末期がん患者が、それも脳梗塞の前兆が出ているような人が運転するんですか!!

 

7月4日、5日と、たろ夫が運転して観光に連れていき、とどめに6日の6時間運転で、足がとうとうおかしくなったのでしょう。

 

横たわっていたたろ夫ですが、トイレに行くのに起き上がって、杖をついてほんの1.5メートルほどを移動しました。

 

衝撃を受けました。

 

歩幅がものすごく狭い。10センチくらいです。相当痛そう。痛々しすぎる。

 

これは明らかに「要介護」のレベルだ、と思いました。(ちなみにこの杖は亡くなった祖母のものです。リウマチで長年使っていた、高さ調節ができるものです。)

 

そして、トイレから出てきた後、リビングルームの王様いすに座ってきて、さらにびっくり。

 

左目の内側の白目の部分が真っ赤っか。気持ち悪いくらい真っ赤でした。

 

昨日(7月9日月曜日)から急にこんな風になった、今日は少し良くなった、とのことですが、いやいや、気持ち悪いですよ、真っ赤ですよ。

 

たまに、白目が真っ赤になってしまっている人、見たことありますが、疲れすぎたりするとなるのかなと言う感じですよね。眼科に行っても原因はわからないって言われた友人がいます。

 

でも、父たろ夫の場合は視神経炎と言うのも副作用にあるような抗がん剤を投与されている人なので、やはり恐ろしく感じました。

 

(やばいの?これって一気に下り坂なの?)

 

静かに内心動揺しました。

 

母きんたろうは、前日起きたことに関して父たろ夫に怒り心頭で、

 

「昨日(7月9日月曜日)、(たろ夫の友人の)〇〇さんの息子が市議会議員になったお祝いがあると言われて、杖もついとうのに行きなさんなって言ってもどうしても行くっていうから、往復2時間半運転してやったのに、ギャーギャー文句ばっかり言って、もう、傲慢(ごうまん)で、やってられん!!」と、ぷんぷん愚痴っていました。

 

はぁ~~?この足で出かけたというところがすごい。普通は絶対安静にしているレベルです。見ている方も、痛々しく、誰もが、ど、どうしたの?って戸惑いますよ。

 

たろ夫と言う人は、動ける限り、這ってでも動きたい人なんですね…。

 

そのバイタリティーはすごいのですが、ちょっと異常だなと感じます。

 

 

基本的にジャイアンなので、昔からこういう感じでしたが、今、自分自身の体が自分の思い通りに行かないということで、大変ストレスになっているのでしょう。

 

 

ああ、やっと明日は診察の日です。抗がん剤はまず無理でしょうが、即入院とかにならないかなぁ。

 

どんだけ心配させるのよ。はぁ~。

 

 

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