きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、2年11か月目。ラストスパートに入った。

ラストステージ4か月目 ⑥ 急によくなった目と、急には良くならない足

7月13日金曜日。母きんたろう、ばて気味です。今日は一日5回も洗濯機を回したからだそうです。

 

3人暮らし(父、母、長男)なのに、大きな洗濯機なのに、5回も回すって、いったい何を洗ったのか…。

 

まさか1週間ぶりの洗濯なの?お母さん…。

 

こんなわけで、わたしたろ娘は、ジャイアンたろ夫のことも心配ですが、そもそも家事が苦手で引きこもりがちな母きんたろうのことも心配なわけです。

 

(「だってずっと雨が降りよったやんね!」などと逆切れしそうだから,平和を保つために何も言いません。が、月曜日にはすでに雨は上がっていました。もう、そこから猛暑続きです。)

 

 

それはさておき、たろ夫の体調ですが、目が真っ赤なのはほぼ全快しました。相変わらず人騒がせで、回復力が驚異的なたろ夫です。

 

しかし、足の痛みは、普通ではありません。無理せず杖を使えばいいのに、使い慣れていないから面倒くさいのか?、激しく右足をかばいながら、びっこを引いて、たろ夫の部屋からリビングルームの王様いすまで、数メートルをどうにかこうにか辿り着いていました。

 

「お父さん、そんな歩き方していたら、今度は左足がおかしくなるよ。杖を使えばいいのに。」

 

「いい、いい。」

 

何がいいのかわかりませんが。母が小さい声でぼそりと、

 

「痛かったら病院に行けばいいのに、行かんもん。(行かないんだもの)」と。

 

本当にそこは同意です。理解不能です。

 

「自分で自分の命を縮めとうよね。しょうがない。」

 

自分のやりたいことを追求するあまり、家族の疲れや心配など全く気にかけないたろ夫にわたしも母も辟易。ジャイアン、いい加減にせい。

 

挙句、「たろ娘、おまえは1週間に2回も3回もうちに来てるじゃないか。お前の家はむこうだ。ここはお父さんの家だ。」ですと。

 

はいはい、帰りますよ。相変わらず上から目線で偉そうだな~。

 

それでも、足が痛いから、しばらく運転できないのは本当によかったです。

 

 

しかし、どちらにせよ、もう延命治療の方法すらなくなってしまっている(まさかタルセバやるとか言い出さないよね...)ので、父たろ夫がどんな心境の変化を見せるのか、心配でもあります。

 

本当は本人がもっと自分で勉強して、先生ともう少し専門的な話ができていたら…なんて今さら思っても仕方がないことを考えてしまう自分がいます。

 

 

肺転移に関しても、「肺転移の疑い」であって、99パーセントは多分そうだろうと思っていますが、1パーセントくらいは、ダブルキャンサーかもしれません。もしそうだとしたら、オプジーボやタルセバが著効するかもしれないのです。

 

でも、今更主治医に掛け合ってみるつもりはありません。(いつも主治医に会っていたのは父と母でしたので、わたしはそういう話を主治医にしたことは一度もありません。)

 

父に希望を少しでも持たせるため、時間稼ぎの方法としてはそういうことも思いつきましたが、本人の態度があまりにも自己中心的なため、そこまでしてあげたいという意欲も起こらなくなりました。

 

もっと、父が、がん治療に対して真剣に取り組んでくれていたら。

 

もっとたくさんの選択肢があり、延命ももっと長くできていたと思います。

 

奇跡の寛解も、夢ではなかっただろうと本気で思っています。

 

本当にやるせない気持ちです。

 

 

 

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