きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、2年12か月目。ラストスパートに入った。

ラストステージ5か月目(12)立っとくのもしんどくなった夏の終わり

8月30日木曜日。午前中珍しくにわか雨が降りましたが、まだまだ暑いです。今日10時ごろ実家に行ってみました。

 

久しぶりに父たろ夫と直接立ち話をしましたが、立っているだけでもしんどいようで、ドアの取っ手につかまっていたかと思ったら、すぐに、すぐ傍の椅子に腰かけました。

 

全然元気そうには見えないけど、一応尋ねました。

 「元気?」

 

「こんな感じよ。」

 

顔がさらに少し痩せていました。体重を聞いたら、「3キロやせた。」

 

69キロだそうです。食事は8,9割は食べられる、と言っていました。

 

が、本人はいつもポジティブな方に言うので、実際は5,6割くらいなのかもしれません。

 

以前、65キロが理想だと言っていましたので、まだ痩せているという体形ではなく、お腹は出ていまして、妊娠4,5か月の状態は続いています。(比喩ですよ、念のため。)

 

歯医者通いは終わった、というのですが、歯が一つなくなっていました。上の、前から4番目。

 

「歯が取れたと?このままにしとくん?」と聞くと、

 

「先生が、『たろ夫さんは、リクシアナ(抗血液凝固薬)を飲んでいるから、血が止まらなくなったらいけんけ、そのままにしておきましょ』って。」

 

「ふ~ん。」

 

完全に欠損してしまっていますが、インプラントは出来ないということでしょう。4番目なので、ギリギリ目立たないから、まあ、いいか…。ブリッジのため前後の歯を削るにも、もう、歯がもろくなっていますしね。

 

下の、前から2番目の歯も、どうも角が砕けて欠けてしまっていたようで、セメントのような変な色のもので治療してありました。レジンじゃない。なんだこれ。

 

末期がん患者なので、歯科医もあまり触らないようにしているのだろうと思います。

 

下手に触ったら、ドミノ倒しのように歯が砕けてしまったり感染症を起こしたりしそうな恐ろしさがありますものね。抗がん剤は、正常な細胞も殺すし、歯の神経だってぶっ壊していきますからね…。

 

2年半ぐらい、強い抗がん剤を打ち続けてきた代償です。

 

しかし抗がん剤に対しては、一応少しの恩義もあります。

 

今日も父は、「膵臓がんで3年も生きてるなんて、聞いたことない。お父さん(自分)が一番長生きしてる!星野監督も1年半…だれだれも…」と、いつもの調子で他人と比較しながら自慢話。自分の3年生存を満足そうに、うれしそうに語っていました。

 

抗がん剤のおかげもあるだろうし、父の体力が強かったのもあるでしょうし、補完・代替療法もよかったのだろうと思います。

 

本人は、すい臓がんが判明する前、背中の痛みをはっきり自覚し、外科にかかったのは8月だったから、という理由で、もう、「膵臓がん歴」「3年」と数えているようです。

 

わたしの心の中では、2015年10月27日のCT検査ですい臓がんがはっきりわかったので、10月末で丸3年だと考えています。

 

あと2か月で丸3年。

 

さてさて、3年を迎えることができるのでしょうか。

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