きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、3年間の闘病記と、がんの見落としより悪質な事件。。

ラストステージ6か月目(4)止めどなく出てくる胸水(最後に写真アリ。)

文章の最後に、病院で撮影した写真を掲載します。本気の闘病記です。自己責任でご判断お願いします。

 

9月7日金曜日。朝7時15分にわたしの携帯が鳴り、「入院しとんよ。今日手術する。」とわざわざ父たろ夫から報告が。

 

「知っとうよ。昨日の11時過ぎに病院について、3時過ぎに手術して、夕方6時前に手術終わったんやろ。お母さんから聞いたよ。手術終わったんやないと?」

 

「なんか、管が長すぎたけ、3,4センチ切るっち言いよった。」

 

まあ、とにかく心細くてさみしいみたいです。弱々しくて、声もしゃがれていました。

  

昨日は情報が速やかに伝わってこなかったのと、命に別状はなさそうだったからお見舞いに駆けつけなかったけど、今日は、10時半ごろ、母きんたろうと共にお見舞いに行ってきました。

 

8日前、実家の玄関先で体重を聞いた時は、69キロだと言っていましたが、本人も、それから「5キロは痩せたと思う」というほどの、やつれ具合でした。

 

でも、昨日、息ができなくなって病院にかかった時に比べれば、普通に話ができるほどに回復したのは本当によかったです。

 

 

 

 

抜いた胸水を貯めるタンクに、赤い胸水がたくさんたまっていました。胸には4,5リットルの胸水があったので、昨日から、毎日1・4リットルずつ抜いていって、4日後くらいに胸膜癒着術をする予定だそうです。

 

でももう、昨日からの分が1.4リットル排液されており、これ以上流れ出てこないように、ハサミの形をしたクリップでチューブが塞がれていました。

 

鼻には細いチューブがつけられており、酸素が送り込まれていました。おかげで、昨日は酸素濃度88だったのが97に回復したそうです。あの歌丸さんのチューブ状態です。

 

それから尿が出ていない、と母きんたろうが昨日話していましたが、輸液の点滴のおかげもあって、昨夜は600cc、きょう午前中は300cc尿が出た、と喜んでいました。

 

ほっとしました。

 

それから、「胸水が溜まる」と言う状態は、胸(肺)が膨らむのかなと勝手に思っていましたが、そうではなく、

 

「妊娠4,5か月のお腹」と表現していました出っ腹ですが、これが、胸水の排液によって相当へこんでおりました。つまり、痩せてきたけどおなかはまだ出てる、と思っていたのは実は胸水だったんですね…。それで、今まで気が付きませんでした。 

 

そうこうしているうちに昼ごはんが運ばれて込まれ、それを半分ほど食べることができました。これも、今朝までは吐いて食べられなかったことを考えると、胸水による肺の圧迫感が吐き気を引き起こしていたのでしょうね。驚異的な回復です。本人も、「おいしい」と言って、食べられることを本当に喜んでいました。

 

たろ娘「お父さん、死にかけたの、これで2回目やね。もうちょっと、早く病院に来たらいいのに。そんなに家がいいんね。」と聞くと、

 

いや、何でも早期発見、早期治療がいいよ。自分は、良くなるだろうと思ったから病院に行かんやったんよ。」だそうです。

 

あ~そうですか~。自己診断が甘すぎるんですねえ。なんも言えねえ。

 

病院ではステロイドと痛み止めと胃薬など処方されていました。ステロイドは胸水を減らすにはいいけど、たしかトルーソー症候群には良くなかったような…。

 

あちらを立てればこちらが立たず、ですね。仕方がないです。

  

「退院したら何したい?」と聞きましたら、

 

「おいしいものが食べたい。」

 

と、食いしん坊のたろ夫は答えました。人間の「食」欲って、すごいですねぇ。

 

しかし、胸水って言っても、とても退院できそうな感じじゃないんですけど。

f:id:suizougan:20181217182723j:plain
f:id:suizougan:20181217182704j:plain

 

よろしければクリックをお願いします。他の方の闘病ブログをご覧になれます。