9月12日。わたくしたろ娘、遠距離留守中。胸膜癒着術をした翌日、午前11時半に父たろ夫にメールしました。「大丈夫ですか?今電話できる?」と。すぐに電話がかかってきて、「今リハビリで歩いたよ~」と。
昨日も昼食は7割食べたし、今朝も朝食全部食べた、点滴の棒が取れたので、自由に歩けるようになった、と。さっき、看護師さんと5分10分、酸素チューブを外して20メートルくらい歩いたのだ、と。
相変わらず超ポジティブな父たろ夫ですが、言葉とは裏腹に、声はしゃがれていて、とても疲れている様子が伝わってきました。
たろ娘「お父さん、熱がでてるんじゃないの?手術の後、数日は熱がでるみたいよ。薬剤の副作用で。」
たろ夫「いや~、熱ないよ。」
たろ娘「お父さんが気がついてないだけじゃないと?体がだるくてしんどいやろ?」
たろ夫「いや~、そんなに。朝食も全部食べれたし、熱もないと思うけどね。」
たろ娘(・・・どうも、ポジティブだけど、これは癒着失敗っぽい発言です。)
娘に心配をかけたくないようで、「大丈夫、お前のいない間、今日明日死ぬことはなさそうよ。」と笑って言うので、
「うん、すぐに死ぬことはなさそうやね!」と返したら、なんだか寂しそうでした。ご、ごめんね。
続いて母きんたろうに電話。12時。今お父さんと話をしたらこんな感じだったよ、と報告。
母曰わく、「胸膜がくっついたら、副作用で熱が出る」と執刀医は話されたので、熱がないと言うことは胸膜がくっついていないんじゃないか、と。
・・・いやな予感しかしない。昨日の手術の後も普通に胸水が流れ出てきていたわけだし。
失敗やね。と二人で結論づけました。
しかしもう、入院してからも、どんどこ胸水が発生していたので、そもそも胸膜癒着術で食い止められるものかなという、それって意味あるの?っていう見方をしていましたから、わたしたちには特に悲壮感はありませんでした。
それよりも、主治医、今まで放っておきやがって!おめー、今回入院してきた時、「胸水のこと話してましたよね。」って、真っ先に言ってきやがって、自己保身のこと考えてただろう。胸水のこと、全然気にかけていなかったじゃないか!ムカつくわ!という気持ちでした。(ことば悪くてごめんなさい。本人には言いません。)
胸水の時の話↓
午後からお見舞いにいってくるという母きんたろう。「からだ大丈夫?」と聞くと「昨日お父さんからメールがあって、これとこれを持ってきてくれ、っち、当然来るもんと思っとうけね。」とあきらめ気味。
きつかったら、友人に運転をお願いしたり、タクシー使ったり、いろいろ方法はあるから無理しないでね、と言ったらとっても喜んでいました。
介護のラストスパートはタフじゃなきゃできませんね。
ゴールデンウィークにこっちゃんたちと動物園に行ったときの写真。
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