文章の最後に、病院で撮影した写真を掲載します。本気の闘病記です。自己責任でご判断お願いします。
9月17日月曜日。わたくしたろ娘、1週間ぶりに帰ってきました。
久しぶりにたろ夫のお見舞いに行きました。
思ったよりずっと元気そうで、肌つやもよく、何よりしゃがれた声がかなり回復していました。体重は69キロで、本人は痩せた、と言いましたが、わたしが思ったよりは痩せていませんでした。
しかし妊娠4,5か月だったお腹が引っ込んでいまして、やはりあれは胸水だったようです。
胸水のタンクにははほんの少ししか排液が入っていなかったので、胸膜癒着術が成功して良かったな、と思っていたら、父が、
「またくっつかんやったけ、あした、B先生がA先生と、他の方法を話し合うって。今日は祭日で、A先生が休みやけね。」と言いました。
(B先生は呼吸器外科担当医、A先生は腫瘍内科の主治医)
(失敗したのか。)と、少しショックを受けましたがそれは口に出さず、
「ちょっとしか胸水は出てないのに、それでも失敗なんかねえ。」と聞くと、
「たろ娘にも分からんことは、お父さんにもわからん。」と。
「胸膜癒着術」っていうのは、胸膜をびたっとくっつけて、がん性の胸水が発生しないようにするものなのだから、普通の胸水をも存在させなくするのもやむを得ず、ということなのだろうとは思うのですが、詳しいことはわたしも素人なのでわかりません。
それから、CRP(C反応性蛋白:炎症の度合いを見る)が
9月7日 3.58(今回の入院初日)
9月11日4.17(1回目の胸膜癒着術のあと)
9月14日9.02(2回目の胸膜癒着術のあと)
となっていまして、特に9月14日にCRPが上がっており、炎症はあったのに、くっつかなかった、
…これはもしかしたらもしかして、たろ夫が勝手にタンクを動かして招いた結果なのかもしれません。
くっつきかけていたのに、胸水を排液させなかったから…?
少なくとも、1回目よりも、成功の可能性が高かったことが読み取れます…。
たろ夫は、今も右肺は少し息苦しいと言っていますが、便は2日に1回出てるし、尿も出ているし、熱も36度そこそこの平熱で、まだ元気そうだと思っています。
ただ、話す内容などは、もう、あやふやで鵜呑みに出来ないので、夜、いつものように母きんたろうに電話しました。母はわたしより1時間半前に、父を訪れていました。
それで判明したのが、わたしが見た胸水排液タンクは、1時間ちょっと前に新しいのに交換したばかりのものだったということです。
ちょうど母がお見舞いに行っていた時、前のはもう一杯になって、看護師さんが交換していたと言っていました。わたしが撮ってきた写真をよく見ると、/17,14と書かれてあり、9月17日、14時だということに気がつきました。
胸水は、全然止まっていませんでした。ガビーン。
それから、酸素吸入に関しては、看護師さんは濃度が95の状態に保てていれば良しとしているようですが、今は鼻に酸素チューブをしていても93なので、呼吸に関してはあまり上向き調子ではないようです。
本人は、昔は肺活量が7000あったけど、今、右の肺が使えていないから、半分で3500、ちょうど普通の人と同じくらいだ、と豪語しており、あくまでもポジティブです。
悔いの残らないように毎日できる限りお見舞いに行こうと思っています。
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