きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、3年間の闘病記と、がんの見落としより悪質な事件。。

最後の入院 麻薬のせいでいきなりぐったり(2日目)

10月10日。まだ入院2日目なんですが、既に本人もわたしたちもなぜか4,5日目のような感覚で、疲れています…。

 

今日は、母きんたろうと午後にお見舞いに行ったのですが、父が寝ている姿が、とてもやつれていて、びっくりしました。

 

わたしたちに気づいて起き上がり、「痛みが3割になった。楽になった。」と、本人はとても喜んでいたのですが、見かけは、急激に生気がなくなっていました。

 

昨夜からの様子を聞くと、夜も背中が痛くて眠れなかった。今日か、昨日からか、オピオイド(麻薬)と吐き気止めの点滴がつけられるようになって、痛みが取れた。

 

背中が痛いから、横向きに背中を丸めて寝る姿勢が癖になってしまっているのだ、とのこと。

 

それから、夜中、手の甲あたりに付けていた、点滴の針を、知らないうちに取っちゃったみたいで、それを自分でなんとか元に戻そうとしていたら、ベッドのシーツが血だらけになり、パジャマやパンツにも血痕が残って、着替えさせてもらっていました。

 

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(直ぐにナースコールをしなさいと、またここでも怒られたらしい。せん妄かも?)

 

食べ物は、膵癌が増悪しているのだと思いますが、胃が痛くて食べられないそうです。

 

昨日、わたしが下のコンビニで買ってきたバナナ味のゲル状ドリンクも、飲んだときは良かったけど、後で痛くなってしまったのだ、と。ごめんね…。すごい罪悪感。

 

それで、「1か月くらいは牛乳で過ごすことになった」、と。

 

へ、1か月??終末期の入院で、1か月、点滴と牛乳??

 

そう言いながらも、「A先生(主治医)とは、1週間で退院だ、と話した」と言いますし、意識や記憶が混濁している感じがしました。

 

たぶん、オピオイドの点滴を始めたことにより、このような症状が出始めたのだと思います。痛みを取るためにやむを得ない副作用なのでしょう。

 

 

 

 

もう一つ気づいたのは、朝食に出た牛乳を取っておいて、ちびちび飲んでいるのですが、全く呑み込めていないんです。

 

赤ちゃんみたいに、口の端から、タラ~ッと牛乳が滴って出てきたので、ティッシュでさりげなく拭いてあげたのですが、またタラ~、タラ~ッと。

 

麻薬のせいで口の中の神経もマヒしているのでしょうか。脳梗塞の後遺症かな。飲んでいないです。

 

本人が気にしないように、あくまでもさりげなく繰り返し拭きとってあげましたが、本人は、ぐったりしていて、特にこれに関して取り繕ったりすることはありませんでした。

 

それから、手のひらや指をもんだり、足裏をマッサージしたり、背中をさすったり、親孝行。

 

そうしていると、隣のベッドのおじいさんが、看護師の方とどこかに歩いていきました。するとそのとたん、たろ夫がわたしの方をぎょろりとみて、小さい声で、

 

「昨日、こっちの人もあっちの人も、夜中、ギャーギャー言いよった。」と。

 

…夜、終末期の方でせん妄が出ていらっしゃるのでしょうね。

 

「ああ、それで夜眠れんやったんやね。かわいそうに。」

 

というと、「いや、どうせ痛みで1時間半おきには目が覚めていたから、そういうわけではないけど。」と、多分、この話は本当かもな、と思いつつ聞いていました。

 

 

(ここからは、入院生活あるある話になります。)

それにしても、隣のおじいさん、昼間はとても穏やかな方だと思って少し談笑していたら、ご自分の担当医がやってきた途端、反抗的で短気な態度に豹変したので、後で大爆笑しました。

 

嚥下障害があるようで、お茶を直接飲んだらだめで、まずとろみをつけなければいけないそうなんです。

 

でも、そのことを看護師さんに徹底させるために「とろみ」という張り紙をされるのが気に入らないものだから、「口で言えばわかる!」と、担当医が壁に貼っていく注意書きの紙を、破り捨てるのだと言うのです。

 

「何度貼っても、すぐ破り捨てる!」とオジイサン、血相変えて声高に宣言してて、先生は困っていらっしゃったけど、こちらは笑ってしまいました。

 

84歳、頑固爺さん、長生きして下さい。

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