10月15日(月)。13日土曜日はダーリンと遠方から来た次男が、14日日曜日は次男とわたしとがお見舞いに行ったのですが、疲れているので3日分まとめて書きます。
13日にダーリンがお見舞いに行った時には、「お小遣い」と言ってたろ夫がダーリンに5千円くれたそうです。「たろ娘に言ってもいいし、秘密にしていてもいいよ。」と言って。
でも昨日14日、わたしがお見舞いに行ったら、「あれ、〇〇さんからもらったお見舞いの1万円をくずした5千円札はどうしたんだったかな。もう、ボケて忘れてしもうた。」というので、「昨日、ダーリンに5千円やったんやろ。たろ娘に言っても言わんでもいいって言われたって言いよったよ。」
と言ったのですが、全然覚えていませんでした。加えて、わたしには4千円くれました。手元にお金があったら誰かに盗まれるかもと思っているのでしょうか。
「本当は要らないけど受け取っておくね。」と言い、帰りに次男(たろ娘の弟)に半分あげました。家族持ちの次男、しっかり2千円受け取りました。
うん、はっきり言って、次男が、お見舞いに来るのに一番交通費がかかっているのだけど、たろ夫はそこはなぜかスルーでした。頭が回っていないんでしょう。
そして今日10月15日。わたしは昼頃お見舞いに、母きんたろうは夕方お見舞いに行ったのですが、母曰く、たろ夫は「4千円どうしたんだったっけな。」と言っていた、と。
まあ、簡単に言いますと、記憶力が極端に悪くなっています。
それもそのはず、今、経口で飲んでいる麻薬は「アヘン系」麻薬、「ナルサス」と「ナルラピド」。脳に強い刺激があることは間違いありません。それにしても、「アヘン」とインターネットに書かれていて、なんだか、こわっ。
今日たろ夫と話したことは、たろ夫は息苦しいので(胸水が6,7リットル溜まっているようです)もう一度、だめもとで胸膜癒着術をしたいと思っている、と。
そのことは、今の病棟の担当医に今朝話して、真剣に検討する、という返事をいただいている、と。
胸膜癒着術に関しては、3回やって失敗しているのですが、実は「ピジバニール」という接着剤を用いてくっつける方法が残っているには残っています。
ただ、これは炎症をわざと引き起こして癒着を促進させるため、発熱を伴うということで、全身状態の悪いたろ夫にはリスクがあります。
それでも、息苦しさを解消したいので、それをやってみたいというたろ夫。
わたしも、息が苦しかったりどこかが痛かったりしながら生きているのはつらいだろうと思い、その考えに反対しませんでした。
リスクとして、胸水を抜くことで栄養もたくさん抜いてしまうので、そのまま亡くなってしまうかもしれないから、それでもいい、と、念書を書いておけばやってもらえるかもね、と、現実的な話をしました。発熱も危険ですしね。
たろ夫も、自分は普通の人とは違う生き方をしてきたから、かけてみる!とやる気満々。(本人は死んでもいいとは決して思っていない。)
やる気満々と言っても、今日の午前中はリハビリで体育館を3,4回休みながら70メートル歩いたせいでへとへとで、今日のお昼ご飯は里芋の小さな煮っ転がしを2つ食べられただけでした。そして、お茶もコップをひっくり返してしまいました。
それからろれつもあまり回っていなくて、Dダイマーも14に上がってきているので(10月12日時点で)、また脳梗塞再発してもおかしくないような気がします。
(家庭用の酸素生成器はレベル3がMAX。これは15まである。)
肌荒れ+尿素入りのクリームで両足をマッサージしてあげてたら、寝入ってしまいました。
入院4日目には体育館を140メートル歩けていましたが、その時の体力はなくなっています。輸液を止めたから栄養失調状態、そして血液凝固が亢進されてきたのでしょう。胸水もマックスになって、息苦しいから少しも動きたくないのでしょう。
今週退院するだのしないだの言っているたろ夫。
前回の入院時の二の舞にならないといいけど…
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