きんたろうの家 すい臓がんと愉快な家族のブログ

すい臓がん3年間の闘病記と、思いつくままに書きなぐる絵と文。

最後の入院 いよいよ「ご親族に連絡を」宣告 

10月19日(金)入院11日目19:00

母きんたろうが泊まり込みをしています。

主治医と担当医が2人で来られて、「容態が急変するかもしれない。会わせておきたい方がおられたら早めに連絡を。」と母きんたろうが聞かされました。

 

わたしは母から電話で聞かされました。たしかに、急変ぶりはすごいですが、毎日お見舞いに行って様子を見ていたわたしは全然驚きませんでした。努力呼吸を始めましたし。チアノーゼっぽいのも出ていますし。

 

むしろ、おととい夕方まで「退院しても良い」などという結論を(一時的にでも)下した医師たちに言いたかったです。

 

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起こってるんだ!」

 

21:00 へパリン注射、睡眠薬を飲み、一応就寝。

22:00 ナルベインという、ナルサスとかナルラピドと同じ機序の麻薬の皮下注射点滴を開始。経口薬は中止に。

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1020日(土)入院12日目

夜中12:30 痛み止め麻薬、追加。

2:00 便が少し出る。便を出すとものすごく体力を使うのでまた苦しみだした

2:30 麻薬、追加。すぐに楽になった。

4:30 麻薬、追加。息苦しさが取れない

5:15 医師の指示で麻薬の一回分を増量。

 

朝8:00 たろ娘、ダーリンと長男(たろ娘の兄)と3人で来る。

 

9:00 母きんたろうは、長男とダーリンと共に帰る。母も18時間連続勤務。ご苦労様。

 

たろ娘の看護の順番です。わたしも17時間を空けてまた「当直」です。ハードです。

 

10:00 主治医が来られて、「皮下麻薬増やしたので大丈夫」「昨日は吐いたから薬が効かなかったけど。」だそうです。

 

わたしたろ娘はこの時点で、「すごく苦しいと言っています。鎮静をしていただけませんか。」とお願いしましたが、

 

「夜は睡眠薬を持続して点滴投与する、麻薬も増やしたから大丈夫」と、あくまでも決定権は主治医に。当たり前だけど・・・。

 

もう一回言うよ。

 

 

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起こってるんだ!」(心の声)

 

 

夜通し苦しい苦しいと言っている父を何とかしてあげたい…努力呼吸が始まっているし…実際、この日の夜に、二度と忘れられないことが起こってしまいました。

 

 

 

 

 

1015 熟したバナナをつぶしたものを一口食べた

 

1030 岡山から次男とその息子(たろ夫の孫)2人が駆けつけてきた。

 

1045 たろ夫「バナナのせいで腹が痛い」・・・バナナもだめか。ごめんね・・・

 

1100 たろ夫「せっかく家族がそろったから、ちょっとだけ、家に帰りたい。」

 

 

今しか、もう、帰れない。今だからこそ、「退院」ではなく、「外出許可」で、安心して家に帰れる。

 

帰してあげたい。

 

 

母に電話し、「家族がそろったから家に帰りたいと言っている」と言ったら、母も泣きながら、「わかった」と。

 

看護師さんにその希望を伝え、出発から帰院まで1時間半という短時間の外出申請。

主治医も「試験外出」と言う名目でOKを出してくださいました。

 

しかし、もう歩けないのにどうやって車いすに乗ったたろ夫を家に帰らせたらいいのでしょうか。

 

え~と、『介護タクシー』を利用すればいいんだった!

 

この手配は、病院ではなく患者側が自ら行わなければならないそうで、次男(たろ娘の弟)が何件か電話してみるも、当日の数時間後と言うと嫌がられました。もっと早めに予約しないといけないみたいで。

 

母に、「2時から出発するけ。介護タクシーを探している。」と言うと、「介護保険が効くはず!」と言って、張り切って電話して、2時に病院に来てまた送ってくれる介護タクシーの予約を取り付けました。

 

(実際は、自宅から病院へ行く場合は介護保険が効きますが、病院からの往復では、保険は効きませんでした。変なの。)

 

「さわやか」(仮)という、介護タクシーですが、さっき、次男が電話した時、渋られたところでした。

 

「なんで?一元さんお断りなんかね?」と次男と苦笑しつつ、忙しく準備。

 

わたしが12時ごろ、ちょっと昼食を食べに席をはずしている間にたろ夫にも昼食が運ばれてきて、たろ夫は白身魚を一口食べて、嘔吐。

 

(もうご飯は出なくなったと思っていたわたしが甘かった!次男がついてたけどそこまではわからなかった。)

 

午前中のバナナも一緒に全部嘔吐。(といっても食べた量がそれぞれ一口なので嘔吐の量もほんの少し)

 

だけど、まずい。嘔吐すると体力を激しく消耗する。

 

1300 トイレ。便と尿両方。まずい。排便排尿も体力を激しく消耗する

 

でも、良い方に考えると、便も尿も、大体12時間おきに出ているようなので、いま出しておいたら、介護タクシーの中でもよおすことがなくて心配せずに帰宅できるな、と思いました。

 

それにしても、もう、たろ夫、ふらふらの状態。か、帰れるの? 続きます。

  

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