きんたろうの家 すい臓がんのブログ

すい臓がん、3年間の闘病記と、がんの見落としより悪質な事件。。

最後の入院 生かすも地獄、だけど…

10月22日(月)午後~10月24日(水)夕方まで

緩和ケア病棟に移って1日目の夜は、母きんたろうが2日連続の当直をしました。

 

きんたろう本人がそばにいたいということだったのですが、翌日、10月23日(火)朝8時か9時ごろ母から電話があり、「見てると気が狂いそうになって帰ってきた。」と、実家からでした。

 

たろ夫はずっと眠っていて、何回か酸素マスクを無意識に外すくらいでしたので、その前日、前々日の夜に比べれば、もう、看護は大変じゃないのに、と、わたしは思いました。

 

しかし、母きんたろうは

「帰ろうとしたとき、たろ夫が無意識に酸素マスクをまた外した。このままマスクを元に戻さないで帰れば、苦しむ時間を短くして死なせられる、マスクをつけると苦しみが長引く、でも、やっぱりわざと死なせることは出来ない、と、ためらい、戸惑い、結局酸素マスクをつけてきた。わたしはどうしたらよかったんだろう」と、泣きながら苦しい胸の内を吐露してきました。

 

わたしは「緩和ケア医が言っていたけど、ちょっとずれているくらい、大したことないみたいよ。」と、あっさりと安心させた後、

 

「お母さんだけではなく、家族を亡くすというような経験をした人は、どうしても自分を責めたり、医療者を責める気持ちになってしまうのが普通だってわたしが読んだ本に書いてあったよ。だからお母さんがそう感じるのはおかしいことではないよ、お母さんは精一杯できることをやったよ。」

 

そう言いました。まだ、父たろ夫、死んでいないんですけどね。

 

 

13:00 今度はわたしが当直に行きました。

 

酸素生成器はレベル10です。のどがごろごろ言っていますが、気管の奥の方らしく、看護師さんが吸い出そうとしても痰は取れませんでした。

 

15:30 フラッシュ麻薬

 

この日は、たろ夫が見える位置に座って、夜中までず~~~っとパソコンで、今までメモっていたこの日記をつけていました。連続して10時間くらい書きました。たろ夫を見守っている緊張感があったので、眠たくならず、集中できました。

 

 

 

 

 

 

 

10月24日(水)

24:15 そろそろ寝よう。(たろ娘)

24:45 咳の声で目が覚めました。酸素マスクを外して苦しそうにしていました。

 

1:10 酸素マスクまた外していました。2種フラッシュ麻薬

 

4:20 フラッシュ麻薬(あーっと言う嗚咽を2回、その直後また酸素マスクを外す)(マスク戻す)

 

6:00 血圧109-68 アセリオ急速鎮痛・睡眠

 

6:10 ナルベイン麻薬追加(息苦しさを取る)

ここで看護師さんがいるときにタイミングよく咳をしたので、痰を吸引できました。

 

6:20 熱36.7℃。利尿剤と痛み止め

7:00,7:45,8:00酸素マスク外す(マスク戻す)

8:00 フラッシュ麻薬

 

9:30 緩和ケア医回診

 

たろ夫が緩和ケア医の声に反応して、目を開けて一瞬起き上がった!!でもそれで終わり。

たろ娘「今、先生の声に反応しましたね!!」

緩和ケア医「いや、そういう意識はないですよ。」

 

あくまでも、わたしの勝手な解釈ですが、遠方に住んでいるたろ夫の唯一の弟が来てくれるのをずっと待っていたのではないかな、と思うんです。男性の声を聴いて、「おお、来たか!」って、反応したのではないかな、と。わかりませんが。

 

話は戻ります。

緩和ケア医 「RCTの薬(臨床試験中)を投与します。水分が絞れます。(顔、右手右足に少しむくみがあるから)血圧が少し下がりますが、心配ないでしょう。痰を出にくくする薬も入れます。少しごろごろ言っているから、苦しさを取ります。」

 

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たろ娘「スポンジブラシで水を含ませてもいいですか?」

 

緩和ケア医「それはいいです。口が乾きますから。いいことです。」

 

たろ娘「昨日13時から6回くらい酸素マスクを外しましたが…?」

 

緩和ケア医「それは大丈夫です。」

 

10:30 無料部屋へ移動 予防2種フラッシュ麻薬

 

10:55 熱37.5℃。氷枕をした。

 

11:30 おむつを交換。便は出ていなかった。きれいに拭いた。 予防フラッシュ麻薬(とにかく体を少し動かしたりするだけで苦しむから)

 

11:35 熱37.1℃。氷枕のおかげで少し下がった。

 

11:40 おむつ一枚88円、尿取りパッド一枚14円。サイン。明朗会計!!

 

何人もの看護師さんが眠っているたろ夫のことを「イケメンだったのではないか」とほめてくださる。

 

「いや~、ずっとメタボだったからイケメンも何もありませんでしたけどね~。お父さん、聞こえてる~~?イケメンだってよ~~!」

 

12:00 血圧110.利尿剤、アセリオ解熱鎮痛剤、ソルデム1(一日200mlに変更)熱37.3℃。尿1100cc。

 

たろ娘、たろ夫のひげを剃った!すっきりした!

 

13:40 血圧100。血中酸素濃度90%。

 

13:50 洗髪のため 予防フラッシュ麻薬2種(とにかく動かすと苦しむから)

 

意識がまだあった時の最後の1,2日、めちゃくちゃ苦しんだので、頭も汗びっしょりでしたが、すっきりきれいになりました。(ちなみに、紙おむつを頭の下に2枚敷いて、少ない水で、上手に洗髪してくださいました。)

 

15:45 熱36.9℃。左手甲はもとより青紫色だったが、右手も。チアノーゼ。

 

17:00 熱37.2℃

 

18:00 母きんたろうとバトンタッチ

 

ここまでが、入院15日目、緩和ケア病棟3日目の夕方です。少し微熱がありましたが、氷枕で、なんとか抑えられていました。ここまでは。

 

そして、やはり、変化は夜に起こりました。続きます。

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