きんたろうの家 医療過誤★すい臓がんのブログ

  すい臓がん3年間の闘病記と、医療過誤・・・

たろ夫の証言 2

生前に録音し、文字に起こしておいたことは、少しは後に役に立ったと思っています。癌判明から5か月後、2016年3月31日 「また嫌なことを思い出させて申し訳ないけど」とたろ夫に聞き取り調査しました。たろ夫の証言1は3か月前に書きました。

 

たろ娘「癌じゃありませんかのやり取りはもう分かった。でその時に、薬をくれなかったと、キャベジン飲んでおきなさいと言われたとお母さんは言っているんだけど」

たろ夫「いや、キャベジンを飲んでいます、と言ったんよ。そしたらそれでいいですよといわれた」

たろ娘「いや、 それは9月3日に、最初にかかった時に、キャベジンを飲んでるとは言っているんよ。それは当然よね?」

たろ夫「うん」

たろ娘「そのあと5日分胃薬をもらっている。それで、9月7日に2回目に病院に行ったとき、エコーと胃カメラの検査して結果を聞いたんよ。その時に、胃薬をくれんやったわけよ。癌じゃないですかのやり取りもあったんよ。その時に、お母さん曰く、なんで胃薬をもらってこなかったんかって言ってね、お父さんは、しょうがないやないか、いや、ピロリ菌の検査をするからと、キャベジンでいいと言われたと、夫婦喧嘩をしたんよ。お母さんはそう言ってるんだけど、そのときお父さんが薬をくださいと言ったけどくれなかったのか、」

たろ夫「ああ、その辺は記憶がない」

たろ娘「そうか…。」

たろ夫「それで、癌じゃないですかと、あの人はね、ミスマッチじゃないかと、胃がね、ピロリ菌だと、それで癌じゃないと、お父さんが癌じゃありませんかと聞いたのは胃のことを聞いたんじゃないかと、その時は膵臓が癌なんてよもや思っていないはず」

たろ娘「いや、思っとったんよ。『すい臓癌の疑い』て書いてエコー検査の依頼を出してるんよ。だからあの人は、最初からすい臓癌を疑ってたんよ。」

たろ夫「ほう、そうかね、あの人頭よかったんやね。」

たろ娘「そう、 あの人は癌治療認定医だから、お父さんは背中が痛いっていうのと、」たろ夫うん、言った

たろ娘「上腹部痛と、胃痛を言っているわけ。」

たろ夫「うん、うん」

たろ娘「それで、その3つが、すい臓癌の典型的な症状なの。あの人はそれで、疑いは持っていたんよ。お父さんにそれを一回も言ってないでしょう?」

たろ夫 「うん、聞いてない。お父さんはいい方に解釈したらね、『先生、癌じゃありませんかね、近所の方がね、背中が悪いときはね、なんかいろんなところが悪いといいますよ』と、お父さんはそのとき膵臓とか思いもせん、そしたら今も考えても、胃にはピロリ菌があって、当然ピロリ菌を除去したら胃癌ではないし、多少胃がただれていると、これで終わりと、現に今ピロリ菌を排除して、よくなっているわけだけど、お父さんは善意に考えてそんな風に思っているんだが、今初めて、その時点ですい臓癌を疑っていたというのはさすが専門家でねえ、ただ何も言いなれん(おっしゃらなかった)、ただ『癌は、ありません』と、それを言うたことは間違いない。

たろ娘「胃癌は、といったわけじゃないもんね?」

たろ夫「ううん、言ってない、胃癌もなんも言ってない。……それからお父さんの同級生の〇さんに紹介してもらって……(よその小さな病院にかかった)」

たろ娘「痛いって言わなかったの、魚手あみさんに。」

たろ夫「言うに決まっているさ。痛いからいうよ、痛いんだから。なんもなかったら行かんから。」

たろ娘「そうよね、言うよね。じゃあ胃が痛いのはピロリ菌のせいやろうということになったわけ?」

たろ夫「そうそうそう。その時点では膵臓が悪いとか思いもせん。あれが時間がかかったね、一週間。それで正式にピロリ菌があるとわかって、2週間か3週間ピロリ菌の治療をしましょうと、で、その間なんもないわけだ、それでその間痛いわけだ。」

たろ娘「そうよねえ、それで痛いから薬くれ、って言いに行かなかったの。」

たろ夫「行ってない。ピロリ菌と言われたんやから。その薬をもらっていたから。」

たろ娘「そうねえ。実際はね、ピロリ菌の除菌というのは症状の改善としてするべきじゃないのよ。」

たろ夫「それは、その時お父さんはわからんやったから。プロが言ってね、こうしなさいと、ほんでピロリ菌そのものはなくなってね、今ね、この通り。」

(※トラムセットという痛み止めを飲むようになりその効果があったため痛みを感じなくなっただけである。)

 

 

とりあえず書き起こしはここまでにします。「あの人頭良かったんやね」という素直なコメントがおかしくもあり、……その頭のいい医師がもう少し慎重だったら顛末は違っていたのにと思うとひどく悲しくもあります。

ジャイアンたろ夫、他人事だったら面白いキャラです。身内にいたら大変です。(でした)

 

またこの聞き取り調査時にはわからなかった、なぜ魚手あみ医師が胃薬の処方をしてくれなかったのかという理由は、私のがん診断・がん治療の知識が増えて後になって臨床的にわかるようになりました。それは「たろ夫が遭った医療過誤第6回 治療について」の文面に少し反映されています。

 

魚手医師の見立ては正しかったこと、そう出来るほどに父たろ夫が症状の説明をきちんと詳細に述べていたことなどがわかりましたが、「背部痛」「上腹部痛」を訴えた正式な記録はなく、「胃痛」のみが残っています。しかし胃痛のみで「膵癌」を疑ってエコー検査するでしょうか。

 

この書き起こしの会話後のやり取りもありまして、直接関係ない内容なので割愛します。実は他にも開業医院(Y医院⦅内科⦆,F田整形外科医院)にかかりましたが、がんは見つけてもらえませんでした。それらの医師たちをたろ夫がディスっています。

 

カルテ開示はこれらの医院にも行って何とか受け取ることができましたが、一人は動揺して逆上、もう一人は日を改めて1週間後に取りに来いと言われ、その間に改ざんしていました。

 

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色鉛筆で書き加えています。カルテに色鉛筆3色で見やすく書く爺さんなんて見たことない。最後の青の部分は追加の虚偽記載。父は「紹介状を書いてくれ」と頼んだのに「どこに書いたらいいか分からないようなもの書けない」と断ったのが真実。F田院長、私が聞いてもないのに「産大に行って内臓の検査をしてもらうように勧めた」と指さしながら説明。
あ~そ~ですか~(注:産大はお世話になったところではありません)

 

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