この治療器との出会いは26,7年前のこと。私にとってはなじみ深いのですが、世間にどのくらい周知されているのかよくわかりません。この治療器は80年の歴史があるそうです。
私がこれを使うようになったのは、25年くらい前、30代後半で、ひどい腰痛があったのがきっかけでした。
それまでもたまたま手首をねんざしたときに、友人が、この『光線治療器』を当てるとよくなるよ~と言って、彼女の家にあった治療器で当ててくれたことはあったのですが、その時は良くも悪くも、何も感じませんでした。
その後、原因不明の腰痛に悩まされるようになり、整形外科にかかったりもしましたがよくならず。婦人科の病気かな?と診てもらいもしましたが、6センチと9センチの子宮筋腫があるものの、切らずに様子を見ましょう、と。特にがんなどは見つかりませんでした。
あるとき、整形外科だったと思うんですが、中規模病院で見てもらったら、じゃあ注射打ちましょう、と。
何の注射か知らないけど痛み止めかなあと思いながら、打ってもらったら、4,5時間は嘘みたいに痛みがなくなって、久しぶりに心が晴れました。でも、5時間後、もっと強い痛みが始まって、ひどい目に遭ってしまいました。
それで、次に診てもらったとき、そのように報告したら、「そうですか、あれはモルヒネです。」と、こともなげにおっしゃったのです。
も、モルヒネって死ぬ前に痛みを緩和させる為に使うんじゃなかったですかね・・・。
びっくりして、こんなことなら、友人が勧めてくれている光線治療を、だまされたと思ってやってみた方がまだましだ、と思って始めました。
すると、なんだかいい感じで、腰痛が緩和していき、1年ほどで何にも痛くなくなりました。
そして驚いたことに、その頃婦人科検診もあったのですが、私は6センチと9センチの子宮筋腫があるとお医者さんに伝えたのですが、先生は「いや、今はありませんよ~。」とのこと。
結局腰痛の原因は何だったのかわかりませんが、実体験により、光線治療で腰痛と子宮筋腫が治ったという信仰(?)が持てました。
他にもその後、光線治療器は我が家で大活躍だったのですが、私はコーケントーの回し者ではありませんので、過去の経験談はこれぐらいにしまして、がん宣告の続きです。
主人ががんだとわかったものの、治療が始まるのは2週間ぐらい先のことになるようなのです。その間、じっとしていられないという気持ちの焦りもあり、光線治療に懐疑的だった主人にも光線を当てることになりました。
足の裏、背中、膝などを10分ずつ当てていったのですが、なんと!丸1日ほど出ていなかったおしっこが、ぴゅっと出たと主人が大喜びでした。
がん宣告されたときに受け取った用紙の一つが、血液検査結果で、それによると腎機能の2種類の数値が基準値を超えていたのですが、当時はBUN、CREが何を意味するのかわかっていませんでしたし、主人も尿が丸一日出ていないとは話していなかったので、腎臓が悪いとは知りませんでした。
そうとは知らずにすい臓に良さそうなカーボンで照射した結果、腎臓にも効果があったものといえます。
後日抗がん剤投与のために入院したとき、改めての血液検査で腎機能の値が正常値に戻っていることを知った主治医も、「民間治療で腎臓がよくなるなんてあるんでしょうか」と驚いていました。(でもこの主治医はあくまでも否定的です。)
でも、抗がん剤治療を始める前にやったこととは、あの大失敗だった玄米食と、この光線治療だけなのです。
私からすると、なぜ、こんなによい治療器が世間にあまり知られていないのか不思議です。(服を脱いだりしなければならない面倒くささと、治療器が10万円ぐらいするというデメリットはありますけれど)
コーケントー株式会社のホームページによると「太陽光に似た光線を人体に照射することで、赤外線、可視線わずかな紫外線などの連続スペクトル光線と熱によって日常生活に不可欠なエネルギーを補う。」とのことでした。
にかくおおざっぱに言うと太陽光線を人工的に作り出したもので、ほとんどの病気に効くと。
ちなみに、株式会社コーケントーに具体的な相談の手紙を書くと、ちゃんと医者の処方せんが送られてきて、(処方せん代もかかります)何番のカーボンをどこの部位に何分という指示が出されます。

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未だに、この光線治療器の医学的な位置づけがはっきりしません。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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